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2008年からインデックスファンドによる資産運用を始めた個人投資家です。またサラリーマンの傍らで家業ともいうべき不動産賃貸業も営んでいます。趣味は自動車にまつわる諸々。ご連絡はwatanko1967@gmail.comまで。

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(続)SMTの投信積み立てキャンペーン、eMAXISの新商品について今やなびけますか

2016/03/20 23:58:04 | 投資信託 | コメント:0件

Smt

Emaxis

(前回からの続きです)

SBI証券などにおける積み立て投資キャンペーンにて、SMTシリーズ(以下、SMT)が頻繁に対象商品となりますが、昨今はそのメリットが薄れてきているのはないかと前回指摘しました。

それではこのSMTと並んでお馴染みのインデックス投信シリーズであるeMAXISシリーズ(以下、eMAXIS)はどうでしょうか。

このeMAXISの特徴は、商品ラインナップがとても豊富なことです。SMTよりも後発ながら、2016年3月時点で23種類もの商品を揃えています。(SMTは17種類)

ところがさらにここにきてバランスファンドを5商品も増やしていきました。

参考記事
三菱UFJ国際投信株式会社
『eMAXIS 最適化バランス(マイゴールキーパー)(マイディフェンダー)
(マイミッドフィルダー)(マイフォワード)(マイストライカー)』
募集・設定について
三菱UFJ国際投信株式会社Press Release



各商品の特徴などについては既にいくつかの著名ブログにて紹介されており、ここでは詳しくは触れませんが一言でいえば購入者が、とれるリスクの大きさにあわせてあつらえたバランスファンドということです。さすがに既存の23種類の商品との区別をつけやすくするためかサッカーのポジションを呼称に用いています。

ところで今現在、上記も加えたeMAXISのラインナップを全て唱えることができる人がどれだけいるでしょうか。いや覚える必要はないにしても、後からどんどん追加されたラインナップにどこまで関心を寄せることができるでしょうか。

eMAXIS(SMTも同様)について、過去からの商品ラインナップを増やす展開を見てみると以下です。

(1)まずマイナーあるいは細分化されたアセットクラスのインデックス連動商品を揃えてくる。

(2)(1)が無くなってくると今度はバランスファンドのバリエーションを増やす。いろいろなポートフォリオをきめ細かく揃えてくる。

(3)(2)も飽和気味になるとスマートインデックスなど新しいインデックスを採用する。

三菱UFJ国際投信としては、信託報酬の叩き合いから離れたところで販売を伸ばすためにとっている戦略であると推察されます。

しかし上記(1)マイナーな投資先の追加、(2)細分化された商品の品揃え、(3)先進的な特徴(=ゆえに認知度が低い)といった商品展開は、どれも自ずとニッチな商品になり、その商品ニーズが限られるため純資産の伸びがどれほど期待できるか疑問です。

例えばeMAXISは海外REIT商品を5つも揃えていますが、どれだけニーズがあるでしょうか。バランスファンドのバリエーションもまたしかり。万人が満足するバランスファンドを揃えようとするならば、万人の数だけ商品を揃える必要があります。スマートインデックスなど新しい指標についても、割高なコストを負担してまでこれにとびつくような感度が高い人はまだまだ限られるでしょう。

以上、どれもニッチな商品をドンドン積み上げて、三菱UFJ信託の商品企画部署の自己満足あるいは社内外に仕事してますよアピールは結構ですが、軒並み純資産が増えずに運用が苦しくなって、ベンチマークとの乖離拡大、実質放置、あげくのはては繰上償還という屍を並べる事態にならないことをお祈り申しあげます。

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前回、そして今回とキャンペーン頻発や商品ラインナップの拡充にいそしむSMTやeMAXISについて疑念的な記事を書きました。SMTやeMAXISのマーケティング手法としては確かにアリなのかもしれませんが、インデックス投信においては本来のニーズとはちょっとばかりズレてはいませんでしょうか。

証券投資でもって資産運用を実践するのではあれば、WATANKOはインデックス投資がコアになり得る手法と考えています。例えるならそういった場合、高いけど景品付きな米だとか、玄米や発芽米もよいかもしれませんが、まずは毎日の主食として採用できる安くて品質の整った精米を安定的に手に入れたいと考えます。

SMTのキャンペーンやeMAXISの商品ラインナップの追加を見かけるたびに、これは安くて品質の整った精米とはちょっと違ってきたかなと特に最近違和感を持っており、今やなびけません。

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