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WATANKO

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2008年からインデックスファンドによる資産運用を始めた個人投資家です。またサラリーマンの傍らで家業ともいうべき不動産賃貸業も営んでいます。趣味は自動車にまつわる諸々。ご連絡はwatanko1967@gmail.comまで。

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ドルコストとリレー投資は矛盾している

2010/03/18 21:47:06 | ETF | コメント:4件

巷のインデックス投資本によくでてくる話として投信をドルコストで積み立て、一定額に達したらETFに買い換えるリレー投資が紹介されています。

でもこれは投信購入のドルコスト効果を台無しにするパターンだと思います。なぜなら資産運用期間中のETFの購入回数が少なくて、高値掴みをくらった場合、その回復が容易ではないからです。

投信を毎月定額積み立てして一定額貯まったらETFに乗り換えるという場合、ETFの購入回数は投信積み立て時よりもぐっと少なくなります。海外ETFの場合なら多くの人は1口1年あたりの売買手数料(往復ベース)を希薄化させることに留意しながら、1回の購入ロットを決めているかもしれません。国内ETFなら売買手数料はかなり安価なので、ほとんど無視できますが。イメージではETFの1回の購入ロットは1回あたり少なくとも500千円~1,000千円くらい、1~2年に1~2回でしょうか。

ETFの購入ロットが大きく、購入回数が少ないことは1回毎の購入価額の高低が保有資産全体に与える影響が大きいことを意味します。一度高値掴みをしてしまった場合、次回は安値で買わないと平均購入単価は下がらず、キャピタルゲインは何時までたっても得にくい状況が続きかねません。また安値になったとしても、その時に購入ロットが貯まってないと買うことができません。(やむなく目標より少ないロットで購入しても平均購入単価引き下げへの寄与は小さいです。)

実のところリレー投資の実行しようとする場合、そのロットは結構な金額になるのではないでしょうか?(例えば2,000千円とか)そこには小さめのロットで頻繁にリレーするのは面倒くさいという実情もあるかもしれません。その時、1口あたりの金額が気にならないはずはないと思うのですが。

ドルコストで投信の平均購入単価の高値を抑制する努力を行ってきたにもかかわらず、ETFの高値掴みで1発オジャンとなると、何のためのリレー投資なのかわかりません。

ちなみに私は、リレー投資ではないのですが、上場TOPIXインデックスファンド(1308)を1,000株、1,270千円で一発買いして、その直後リーマンショックが発生、3月18日現在でも約340千円(約28%)の評価損を抱えています。購入後に下落が続いた期間中、買い増しする資金が当時無くて、ただ手をこまねいているしかできませんでした。

単純に投信よりもETFの方が信託報酬が安いからといって、それだけを理由にロットが貯まったら買い換えましょうという指南では、上記のような実際に起こり得る展開に対処できません。

(つづく)
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コメント

No title

2010/03/19(金) 00:05:10 | URL | 吊られた男 #79D/WHSg

リレー投資とドルコストは矛盾していないかと思います。



投信を使ってドルコストで80万円積み立てたところで評価額が100万になりました。



ここでAさんはETFにリレーしました。Bさんは投信を保有し続けました。



この時点ではAさんもBさんも保有資産は100万円です。

この後に仮に指数が1.5倍になれば、AさんのETFも1.5倍、Bさんの投信も1.5倍になるので、共に評価額は150万円です。

100万円の時点から指数が-30%になれば、AさんのETFも-30%、Bさんの投信も-30%になるので、共に評価額は70万円です。



また、リレー後の投信積み立て再開分の評価はBさんと同じになりますので、リレー+投信積立=投信積立になります。



※上記計算はコスト・税金を考慮しておりません。


No title

2010/03/20(土) 16:20:12 | URL | WATANKO #79D/WHSg

>吊られた男さん



レスありがとうございます。

いつも貴ブログを拝見させていただいております。有益な情報満載で大変楽しみです。



貴説明のとおり、資産運用するビークルが何であれ、同じインデックス連動の商品ならどちらでも評価損益は同じという点、全くご指摘のとおりです。一方で本日の投稿で、リレー投資への私の疑問点について、本日、表現を変えて再掲してみました。要はリレー投資実行は毎月ドルコスト積立よりもぐっと回数が絞られるため、平均購入単価のボラティリティがはるかに大きい点が気にならないでしょうか、ということです。


No title

2011/06/25(土) 09:19:00 | URL | 矢向 #79D/WHSg

>本日、表現を変えて再掲してみました。要はリレー投資実行は毎月ドルコスト積立よりもぐっと回数が絞られるため、平均購入単価のボラティリティがはるかに大きい点が気にならないでしょうか、ということです。



なんとなく、間違っている点が明確すぎてなんともいえないのですが、例えば、100万円分のインデックスファンドの信託報酬を考えると、ETFで同じ資産を100万円分持った法が信託報酬が安いですよね?



同じ100万円分というのはドルコスト平均法でかってましてもETFで纏め買いしても同じだと思うのですが、、、



ちなみに、

>上場TOPIXインデックスファンド(1308)を1,000株、1,270千円で一発買いして、その直後リーマンショックが発生、3月18日現在でも約340千円(約28%)の評価損を抱えています。



これは、積立でも同じことが発生しています。ただ単に購入する時期とキャッシュポジションの問題だと思いますが・・・。



インデックスファンドのほうがコストはかかっていると思いますが、、


No title

2011/06/25(土) 09:44:56 | URL | WATANKO #79D/WHSg

矢向さん



レスありがとうございました。



ご指摘ありがとうございます。



(おそらく)日本一著名なインデックス投資ブログに同じ質問をぶつけて、著者よりいただきました解説にて、リレー投資の理解が補完できました。



まあそのため相応の恥も書きましたが(爆笑)


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