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2008年からインデックスファンドによる資産運用を始めた個人投資家です。またサラリーマンの傍らで家業ともいうべき不動産賃貸業も営んでいます。趣味は自動車にまつわる諸々。ご連絡はwatanko1967@gmail.comまで。

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eMAXIS Slim登場-業界へのインパクトはいかに

2017/02/11 23:58:20 | 投資信託 | コメント:0件

Emaxis_slim

(”Slim”よりも”Light”の方がふさわしいと思うのですが。)

三菱UFJ国際投信(以下、三菱)がeMAXISの信託報酬を引き下げるという新聞報道についてWATANKOは前回とりあげて記事にしました。

4つのファンドで信託報酬を業界最安値にそろえる。他社が信託報酬をさらに引き下げればそれに連動して引き下げる。それを聞いてWATANKOは三菱もいよいよコスト競争に乗り出したかとその動向に注目しておりました。

そこへきて早速昨日、三菱からプレスリリースがありました。

三菱UFJ国際投信プレスリリース
インデックスファンド『eMAXISシリーズ』に、業界最低水準の運用コストをめざす新たな仲間、『eMAXIS Slim(イーマクシス スリム)』を追加


プレスリリースによると既存のeMAXISシリーズ(以下、既存シリーズ)とは別に、eMAXIS Slim(以下、Slim)と称するアナザーシリーズをスタートさせるとのこと。

他社の類似ファンドの運用コストに注意を払い、機動的に信託報酬を引き下げることによって、業界最低水準を目指し続けるとのことです。(ただし保証はせず。他社が引き下げを行った場合、業界最低水準ではない期間が存在する。)

■既存シリーズの信託報酬が下がらなかったのは残念

まず既存シリーズの保有者の立場からいわせてもらえば、今回信託報酬が下がらなかったこと自体は残念でありました。販売チャネルが多岐に渡る既存シリーズについて、三菱は各販売会社との調整がどうにも進まなかったのでしょう。

そしてSlimの登場は、すなわち既存シリ-ズの信託報酬は引き下げしないことを意味しています。既存シリーズは今後もコスト競争力が劣後したままのインデックス投信であると自らでレッテルを貼ってしまったわけです。

しかし坊主(信託報酬が高い既存シリーズ)憎けりゃ袈裟(Slim)まで憎いとするのは無体な話です。ここでは頭を冷やしてあくまで2つを別のものとして、個別に是々非々を考えるべきでしょう。

■Slimがもたらす業界へのインパクトはいかに

さて今回登場のSlimですが、信託報酬の最安値を打ち出してきた他社に対して、同水準に引き下げることを告知しています。つまりSlimを購入して保有し続ければ、信託報酬はいつも一番安い他社商品と同じで安心というわけです。これがインデックス投信の今後のコスト競争にどれ程の影響をもたらすのか。

引き下げが行われたら、以降Slimに資金がどんどん流入するのか。他社はこれまでと同様に信託報酬の引き下げ競争を展開し続けるのか。

Slimは今後のインデックス投信のコスト競争の中でキーファンドとして注目され続けるのか。それとも個人投資家の関心はサッパリで純資産が伸びず、インデックス投信の中で泡沫商品のひとつにとどまるのか。

(あとがきにかえて)

eMAXISの信託報酬の引き下げ報道。そして三菱からのプレスリリース。これらが伝えられるたびに投信ブロガーやツイッタラーの皆さん方の間で大いに取り上げられ、様々な解釈と意見が飛び交いました。

各位のブログ記事やツイッターのTLを束ねただけで、「内容を同一とする既存のファンドと新規ファンドの関係と運用会社のモラル、業界に与える影響」に関するパワポ30枚のプレゼン資料にでもなりそうな質と量でした。

WATANKOもまた皆さんの意見・見識を大いに参考とさせていただきました。ありがとうございます。
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