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WATANKO

Author:WATANKO
2008年からインデックスファンドによる資産運用を始めた個人投資家です。またサラリーマンの傍らで家業ともいうべき不動産賃貸業も営んでいます。趣味は自動車にまつわる諸々。ご連絡はwatanko1967@gmail.comまで。

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(続々)“バスの食堂”があった土地を売る日が来た

2017/05/17 02:07:09 | 不動産投資 | コメント:4件

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(前回からの続きです。)

前回、WATANKOは遊休土地の活用について、賃貸と売却の2ケースを比較したところ、賃貸のリスクを勘案すれば、売却の方が利益ありとの判断を下しました。

しかしながら土地の活用の検討は想定期間における損得勘定だけでなく、さらにその先のことも視野に入れて考えるべきであります。

土地を持ち続けていれば、お金が本当に困った時に、処分して資金需要に充てることができます。またそのような時期が来るまでは、リスクがあるとはいえ賃貸収入の機会を見込むことができます。

■土地を子どもに引き渡すことが幸せか

土地を所有している間は固定資産税がかかりますし、トラブルも発生するかもしれません。はたまた「売ってくれ」「貸してくれ」という話も舞い込んでくるかもしれません。

こういった不動産を所有し続けていることで生じる諸々の事柄に、長きにわたってつきあっていくことが所有者には求められます。

WATANKOは父が認知症になり、そのまま亡くなった結果、いやおうなしに土地を引き継ぐ形となりました。それをいまさらどうこういうつもりはありません。

それでは同様に、自分の子ども達に、土地の所有という懸案を、何の気なしに引き渡してしまって良いのでしょうか。WATANKOと同じように、子ども達に土地のことを取り扱わせ続けることは果たして、彼らにとって100%幸せなことなのでしょうか。彼らにとって将来の重荷や制約をもたらしたりはしないでしょうか。

例えば悩ましい例をあげれば、郊外の山林を所有していた場合はどうでしょうか。中途半端な規模で、そのままで収益を上げるような活用方法には乏しく、造成しようものなら大変な費用がかかります。ただ所有し続けても固定資産税がかかります。雨風で土砂崩れが起きるなどのリスクもあります。

親から引き継いだこの山林を、そのまま子どもに引き継がせることは、土地神話があった昔ならいざ知らず、今の世の中において果たして無条件で幸せといえるのでしょうか。

■子ども達に引き渡すべきは現物ではなく収益

子ども達に土地を引き渡すことは、足枷のようになりはしないか。

ここで土地の所有の目的を改めて考えると、それは収益をあげることにほかなりません。

逆に言えば、収益を上げることができるのであれば、それは何も現物の土地にこだわる必要はありません。

ならば土地はお金に変えてしまい、そのお金を運用して土地からの賃貸収入と同じように収入を得た方が、子どもにとって制約が少なく、ありがたい形になるでしょう。

資産形成に励む個人投資家の中には不動産投資を選好する方々がいます。不動産を購入して賃貸することによってさらに収入を得るというスタイルです。そのような不動産投資がある一方で、逆に不動産を処分してお金を得て、それを元本に運用益を得るスタイルがあってもおかしくはないでしょう。

WATANKOは今回、遊休土地の売却を意志決定しました。遊休土地を賃貸して収入を得る形から、土地を売却して得た資金を運用して収入を得る形へと変えました。資金を運用した成果を子ども達に引き渡す方針へと変更したわけです。

引き渡すべきは現物ではなく収益だと判断しました。

子ども達に一定の資産を引き渡す意志は変わりませんが、足枷のついた資産ではなく、もっと自由度の高い資産を渡すことにしました。

■お金の殖やし方

では土地を売却して得た資金を、今度はどうやって増やすのか。

日頃、この駄ブログにお越しの皆様におかれましては、もはやこの先は説明不要かもしれません。

基軸となる資産の増やし方は、インデックスファンドを用いたバイ&ホールドです。この手段に迷いはありません。

ただし、現在実践中のインデックス投信の積み立て購入というスタイルではなく、不動産投資によって毎月一定の収入を得る形と同様に、例えばETFを購入して、分配金収入を得るスタイルも良いかもしれません。ただしこれはインカムゲイン重視のスタイルですが、大きなキャピタルロスが伴ってしまっては意味がありません。その場合には値動きが落ち着いたETFを選ぶ事が重要であります。

(あとがきにかえて)

WATANKOの父母はすでに他界していますが、バスの食堂の調理と接客をお願いしていた近所の知り合いのおばあさんはまだお元気です。近所を散歩しており、時折挨拶を交わします。おばあさんに会うたびに、“バスの食堂”の記憶がWATANKOの頭をよぎります。

あの国道沿いに昔あった“バスの食堂”。新しい土地の持ち主は、収益をあげるためにあの土地にどのような”バスの食堂”をつくるのか。その土地にかかわる人達の間に、どのような記憶が刻まれるのか。

WATANKOが知らないところでそれが始まろうとしています。
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コメント

No title

2017/05/17(水) 08:15:15 | URL | たんちん #79D/WHSg

おめでとうございます、バスの食堂はチョット胸が締め付けられるようです、


No title

2017/05/17(水) 17:25:45 | URL | 工員 #79D/WHSg

お子様に残す金融資産でキャピタルロスを避けるにはTボンド(アメリカ10年国債)も有りかと思います。利息も毎年受けられますし。


No title

2017/05/17(水) 21:01:03 | URL | WATANKO #79D/WHSg

たんちんさん



コメントありがとうございます。

バスの食堂はもうずっと昔になくなっているので、今では良い思い出です。


No title

2017/05/17(水) 21:06:51 | URL | WATANKO #79D/WHSg

工員さん



コメントありがとうございます。

Tボンドは参考にさせていただきます。


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