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WATANKO

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2008年からインデックスファンドによる資産運用を始めた個人投資家です。またサラリーマンの傍らで家業ともいうべき不動産賃貸業も営んでいます。趣味は自動車にまつわる諸々。ご連絡はwatanko1967@gmail.comまで。

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ダウの負け犬であなた自身が「負け犬」にならないように

2018/04/11 23:15:14 | 資産運用 | コメント:2件

【4月10日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

145,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

47,220千円

■損益率

32.6%

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(この方法で本当に良いのかしら)

マラソンの基本的なコツはペースを乱さずにキッチリ走り切ることであります。

途中でつい前を走る人を追い抜きたくなってダッシュしてみたりすることを繰り返すと、スタミナをよけいに消耗するだけでトータルタイムが悪くなります。

給水所で立ち止まってもいけませんし、突然競歩やうさぎ跳び、スキップに切り替えてもダメです。余計な策を弄さずにペースを決めて淡々と距離をこなしていくことが、結果として一番良いタイムに近づくことでしょう。

■「ダウの負け犬作戦」という投資方法

さて足元では軟調かもしれない株式相場ですが、それでもここ数年間では全般的に好調と言えます。

多くの株式投資家は幸運と自分の実力の区別がつかないものの、とにかくは持ち株の含み益にホクホクな日々をすごしていることでしょう。

しかし中にはやがてだんだん物足りなくなって来る人も出てきます。もっと儲けたい。早く儲けたい。ほかの投資家を出し抜きたい。バフェット太郎さんに勝ってSNSでマウンティングしたい。こんな欲望が頭をもたげてくるかもしれません。

そんな人向けに一つの処方箋として、「ダウの負け犬作戦」という投資方法が紹介されています。

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ダウの負け犬作戦とは、配当利回りが高い企業30社の上位から投資候補とする戦略です。かつ記事によると、実際に選ぶ場合には複数の業種・企業に分散させ、1年に1回は銘柄入れ替えを行うということです。

どんな初心者でもすぐに実行可能、なのにインデックスファンドより有利になりやすい。


記事の冒頭ではこう謳っていますが、本当にそのとおりでしょうか。

■「やってみなけりゃわからない」ではなびけない

ダウの負け犬作戦が、インデックス運用を上回ることができるのでしょうか。ちなみにここで言う「上回る」とは、少なくとも恒常的にトータルリターンで1.5〜2%以上を上回らないと、個人投資家の関心は引かないでしょう。ゼロコンマ%の超過リターンでは誤差の範囲です。

ひょっとしたらダウの負け犬作戦は、一定期間は有効となるかもしれません。でもそれが10年、20年と続けてインデックス運用に勝ち続けることができますでしょうか。

そんなに勝ち続けることができるなら、投資家の間で投資の定石のごとく、もっと普及していても良いでしょう。

ほかにもタクティカル・アセット・アロケーションとか、バリューインデックスとかなんやかやと色々ありますが、手間暇かけて策を施して、それがどれだけインデックス運用を上回れるのか。

これら様々な方法は結局のところはどれも「やってみなけりゃわからない。」です。

つまるところそうなのかもしれませんが、個人投資家からみれば大事な種銭をリスクに晒すだけでなく、余計な売買コストや手間を増やすわけですので、「やってみなけりゃわからない」では採用に踏み切れません。

また作戦Aをやってみて上手くいかなければ、作戦Bに切り替える。それも上手く行かず作戦C・・・成果がでないとみるや、いろいろな作戦に切り替えて試行の繰り返し。

そのような投資方法をコロコロ変えていくスタイルに対して運用資産残高が積み上がっていくイメージをWATANKOは持てません。

長い期間をかけて投資を続け、それなりの成果を得たいと考えるのではあれば、冒頭のマラソンのコツのように、最も普遍的で無難なあり、大穴をあけることがない投資方法をコツコツ続けるスタイルが必要ではないでしょうか。

■投資の「負け犬」にならないように

最後にダウの負け犬作戦に一言。配当利回りを重視するといっても、その一方で株価が買値から半分に下がったとしたら、3%の高配当でも含み損をカバーする利益を上げるためには単純計算で17年もかかります。そこから先がやっと真水の利益になります。

かように元本の毀損は軽視出来ないのに、配当だけに焦点をあてるのはどうも合点がいかないWATANKOでありました。

ダウの負け犬作戦を採用したあなた自身が、くれぐれも投資の「負け犬」にならないようにお気をつけください。

(あとがきにかえて)

今回も万年素人個人投資家の直観的な記事をお届けましたが、ご高覧いただきました聡明なる個人投資家の皆様におかれましては、上記と異なるご自身の見識があれば、↓のコメント欄にて是非ともご披露いただけますと幸甚であります。
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コメント

No title

2018/04/13(金) 00:07:52 | URL | AKI #79D/WHSg

「やってみなけりゃわからない。」程度のものだからやる人があまりいない。

やる人があまりいないので、「結果として機能し続ける。」

というのがアノマリーがあり続ける理由ではないでしょうか。


No title

2018/04/14(土) 10:00:43 | URL | WATANKO #79D/WHSg

AKIさん



コメントありがとうございます。



ダウの犬作戦で10年中、7年くらいインデックスに勝ったと言う人がいればいいのですがね。

それと銘柄入れ替えの際のキャピタルロスが大きければ、まったくもって魅力的には見えないでしょう。


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