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インデックス投資+半ば家業の不動産賃貸業のハイブリッド個人投資家です。

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NISAよ、何処へ行く

2019/12/09 05:40:29 | 資産運用 | コメント:0件

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(どうなる?NISA?)


NISA(少額投資非課税制度)は2014年からスタートしたので初年度分の非課税枠が適用開始年度から始めて5ヵ年+ロールオーバー5ヵ年を経て2023年末にて終わりを迎えます。それでは後継制度はあるのか、無いのか。あるとしたら中身はどうなるのか。

 

一部報道よると「NISAは恒久化を見送り」とされていましたが、先日続報が出てきました。

 

■新NISAのポイント

 

2019/12/7付日本経済新聞NISA投資、2階建てに 低リスク商品に20万円枠 24年に刷新

(記事閲覧には会員登録が必要です。)

 

新NISAのポイントをあげると以下のとおりです。

 

1.NISAは投資期限を2028年まで5年延長した上で、新たな制度に移行させる。引き続きつみたてNISAとの選択制となる。

 

2.新たなNISAはリスクの低い投資信託などに対象を限定した積立枠(1階)年間20万円+従来通り上場株式などにも投資できる枠(2階)年間102万円の仕組み

 

3.運用益の非課税期間はどちらも5年とする。

 

4.投資対象の商品は、金融庁と証券業界が調整中。新制度の1階は現行の「つみたてNISA」とほぼ同じ。2階についてはリスクが高すぎて資産形成に向いていないものを除外する方向。

 

 

■2階建てにする意味、金額設定の根拠とは

 

WATANKOは「●階建て」と聞くと「通貨選択型+カバードコールの3階建て投信信託(販売手数料3.3%、信託報酬1.65%)」というような自分が購入するファンド群からは遠く北極星のように離れた商品をつい想起してしまいます。

 

さて揶揄はその辺にしておきまして、従来からちょっと複雑なNISAがなぜ更に複雑な制度へと変化していくのでしょうか。

 

新NISAは現行同様につみたてNISAと選択制になっています。そこで新NISAを選択した個人であってもその一部につみたてNISAと同等な運用を強制させるわけです。

 

わざわざNISAの枠組みの中で更に投資枠を分けて利用させるというのはとても煩雑です。NISAを選んで1階建て部分しか使わなかった場合とつみたてNISAを選んだ場合とでどんな違いがあるというのでしょうか。

 

そのつみたてNISAと同等枠が20万円、従来と同等枠が102万円。この二つの金額のバランスはいかなる理念のもとに設定されたのか。

 

それとも理念の話ではなく、この金額のバランスに落ち着いた経緯は金融庁と関係省庁との中にあるNISA推進派と消極派の駆け引きの結果、妥協の産物なのか。

 

NISAを終了させようと考える消極派を説得するために、推進派が投資枠の一部につみたてNISAの機能を与えて堅実性を盛り込ませたのか。

 

いずれにしてもつみたて枠の20万円はつみたてNISAと同じく12で割り切れない中途半端な金額であることも引き続きイラっとさせてくれます。

 

また新NISAの5年間の非課税投資額については、NISA推進派が従来の600万円からの上乗せを狙ってみたものの、再び金持ち優遇との批判を受けることを憂慮した消極派が強く抵抗し、結局最低限の10万円UPにて決着するのかと想像してしまいました。

 

■もっとシンプルにいこう

 

WATANKOはNISA自体の継続には賛成です。しかし今回の制度変更はわかりにくいのでもっとシンプルでよいと考えます。

 

それは新NISAの中につみたて枠を設けるのではなく、新NISAを活用できる条件としてつみたてNISAを必須条件にすれば良いのではないでしょうか。その上で102万円マイナス40万円の残り62万円をいわゆる2階建て部分、新NISAとしての追加上乗せ枠とすればシンプルではないでしょうか。なおこれはNISAとつみたてNISAを事実上統合することも意味しています。

 

個人がNISAの非課税枠を使ってできるだけ儲けようと、大きなリスクのある商品ばかりを買って損失を発生させてしまう危険を回避させ、その一部の枠を使って堅実な運用をさせたいという政府側の狙いがあるならば、既存のつみたてNISAとの選択制ではなく、つみたてNISAを必須制とすれば狙いは満たされると考えます。

 

なお報道では2階建て部分については対象商品をリスクが高すぎて資産形成に向いていないものを除外する方向となっています。「通貨選択型+カバードコールの3階建て投信信託(販売手数料3.3%、信託報酬1.65%)」というような商品はまず間違いなく除外されることを期待しております。

 

新NISAの制度が確定し、更なる詳細が見えてきたらまた記事にしてみたいと思います。

 

(あとがきにかえて)

 

妻ミサト「新NISAのおかげで投資ブログ向けの話題が確保できて良かったわね。」

 

WATANKO「そうそう最近、不動産と車の記事ばかりなので丁度良かったです。・・・って楽屋ネタをばらさないでくれますか?」


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