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WATANKO

Author:WATANKO
2008年からインデックスファンドによる資産運用を始めた個人投資家です。またサラリーマンの傍らで家業ともいうべき不動産賃貸業も営んでいます。趣味は自動車にまつわる諸々。ご連絡はwatanko1967@gmail.comまで。

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BMW M135iインプレ@2,000km

2020/02/08 22:44:00 | 自動車 | コメント:2件

F40変更前2

(F40といってもフェラーリではありません)


先月我が家にやってきた新しいマイカーのF40(BMW M135i)が2,000kmの慣らし運転をすませ、かつある程度機能と操作方法を理解できてきたので静的・動的なインプレ記事をお届けします。

 

ハッキリ言って今回は長くなりました。いつものブログ記事の長さにあわせて短縮版にしようかとも思いましたが、せっかく書いたのでノーカット版にします。ごめんなさい。(誰にあやまっている?)

 

1.エクステリア

 

(1)  ハッチバックというよりもショートワゴン

 

昔から「ハッチバック」と言うとそこに決まって「小粋な」という前頭句がついたものです。それは全長が限られているためAピラーが比較的立っており、さらにリアゲートも垂直気味にスパッと切れている、いかにもコンパクトで素早しっこそうな2BOXなデザインが主流であったからです。今でもスズキ・スイフトあたりにそのデザインキーの面影をみることがあります。

 

しかし最近のB、Cセグメントのハッチバックというとホイールベースも全長も伸びて昔のひとつ上のセグメントに近づくサイズになってきました。そうなりますとスタイリッシュ系のミニバンのようにAからCピラー迄が一本の線でつながっているワンフォルムなデザインが採用されるようになってきました。フィットあたりが典型例です。またはそこまでいかずともアクアのようにAピラーが結構寝ているデザインを多く見かけます。

 

F40はホイールベーはが2,670mmもあり、横から眺めるとハッチバックというよりも伸びやかなショートワゴンに近く、スタイリッシュなデザインになっています。


IMG_3214


国産車で寸法的に近いモデルはスバル・インプレッサ(ホイールベースは同じく2,670mm)。どちらものびやかなサイドプロポーションが特徴的です。「小粋な」というよりもなかなかに「堂々立派」な風貌です。

 

F40はこれで全長は本当に4,355mmしかないのかと疑問に思いましたが、前後のオーバーハングが短いことで寸法を詰めているようです。その結果、インプレッサ(全長4,475mm)よりも120mmも短くなっています。

 

この短い全長は車の取り回しやすさにとてもプラスになります。とくにリアのオーバーハングが短いことはバックで駐車する際にはとても安心感があります。


 (2)  派手で押し出しが効くデザイン

 

BMWの1シリーズは先代モデルまでは3シリーズからいかにもトランクを切り落とした、控えめで大人しめなデザインでありました。まさに3シリーズの弟分な印象です。

 

それがF40になってからは一言で言えば3シリーズに遠慮しない、アクが強いデザインになりました。または半年早くデビューした新型3シリーズが立派なデザインになったので1シリーズも負けじと立派になったか。

 

具体的には最近のBMWのニューモデルと同様にフロントのキドニーグリルが大きくなり押し出しが効くようになりました。また横から見ると先代の1シリーズはウエストラインが水平基調でありましたが、F40はFFハッチバックの典型として前傾姿勢のデザインです。さらにリアビューは3シリーズのワゴンにも負けない立派な風貌に変わりました。

 

いままでBMWといえば、一番のライバルであるメルセデス・ベンツに比べてサイズもデザインも控え目でありました。しかし最近は上述のキドニーグリルの大型化をはじめとして派手で押し出しが効くデザインが目立ってきた感です。

 

通常、エクステリアデザインが受け入れられないと大枚はたいて買う気には到底なれませんが、このF40の派手なデザインはWATANKOにとっては“アリです。

 

2.インテリア

 

(1)ステアリング周りの使い勝手は良好

 

ステアリングはBMWのスポーツモデル特有で径は小さく、かつやや太めです。これは好みが分かれますがWATANKOは以前保有していたE90が同様でしたので違和感はありません。ステアリングの素材は艶消しの皮ですが、滑りにくく見た目も上品な印象です。

 

そして今回のモデルから採用されたデジタルメーターはとても見やすく、メーター内の表示を6パターンに切り替えて様々な車両とドライビングの情報を表示してくれます。

さらにオプションでつけたヘッドアップ・ディスプレイ(フロントガラスに各種情報が投影される)については、視線移動を極小にして速度やナビの指示等をみることができるのでなかなかに良いです。さらにはセンターディスプレイが音楽や電話の表示に切り替わっている間に、デジタルメーターやヘッドアップ・ディスプレイにてナビ案内を見ることができるのはだいぶありがたいです。

 

あとは今時なのでステアリングには各種コントロールスイッチがてんこ盛りです。ここまでなくともよいかとは思いますがオーディオ操作は便利です。一方で他のマイカーであるミライースにはスイッチがついていないのですが、とても不便に感じます。

 

なお各種スイッチは当初はつや消し加工が施されているのですが、使っているうちにやがてつけ消し処理がとれて、着古したスーツの膝のようにテカテカに光って見すぼらしくなってくるでしょう。このあたりは国産車の部品の耐久性の方が格段に上です。

もっともひと昔まえのアルファロメオなんて、年月がたつとスイッチが熱で劣化してゴムのように柔らかくなってしまっていた記憶があります。それに比べればまだマシかもしれません。

 

(2)インパネとセンターコンソールも合格

 

ここは各モデルとも内装デザインの中での一番の見せ所です。限られたスペースに対してどのような操作系スイッチと収納スペースを配置するか。使い勝手だけでなく見た目もとても大事です。

 

まずはエアコン吹き出し口とナビの配置の関係に着目です。ナビは元々インパネのオーディオ機器にとって代わる形で車への取り付けが広まってきた歴史があります。そのためナビの位置はインパネの中では中段位置、かつての2DINのスペースに収まることが多かったです。

 

ところがナビの視認性を考えると中段では視線移動が大きくなり運転上危険であり、もっと高い位置が適切です。(運転中にナビを見てはいけないという議論は横に置いておきます。)やがてナビは旧来の位置に拘らずにエアコン吹き出し口の上に配置されることが増えてきました。あるいはナビと同じ高さの横に吹き出し口がつくデザインもよく見かけます。

 

さらにはナビのモニターのサイズもだんだん大型化する傾向にあります。一番印象的なのでテスラの各モデルであります。あのバカでかいタブレットを張り付けてその周囲にはほとんど一切のスイッチ類を廃したデザイン。米国でテスラがヒットすると、米国に輸出する外国メーカー(日本も含まれます。)もこのデザイントレンドを意識せざるを得ません。かくしてナビのディスプレイはエアコンの上に大型化して取り付けられるようになります。

 

しかし何事も過ぎたるは及ばざるが如し。トヨタはカローラ、RAV4、ヤリスなど最近発表したモデルはどれもインパネのセンター上部に11インチのiPadが如く大きさディスプレイが鎮座しております。とても目立ちすぎてドライブの邪魔になるくらいです。もっとオーバーに言えばそれはiPadいうよりシダックスとかカラオケボックスに置いてある選曲端末のようなゴツさ、迫力すら感じます。

 

それに比べて最近のBMWやマツダはディスプレイのサイズをドライバーの視界を無闇に遮らない程度におさめています。ナビの情報表示としては十分なスペースがとれさえすれば、あえて控え目なサイズに留める。これは自社のモデルがドライバーズカーであることに対する見識でありましょう。

 

ちなみは最近のBMWはセンターインパネやコンソール周りの操作系について、車格を問わず各モデルで統一したデザインを採用する傾向が出てきました。


ここ1〜2年で発売されたモデルである3シリーズ、8シリーズ、Z4、1シリーズそして1シリーズのセダン版の2シリーズではナビのディスプレイ、エアコン操作、ファンクショナルボタン類、AT操作系周りなどにほとんど全く同じといってもよいデザインを採用しています。


これは価格帯が低いモデルにとっては高価格帯のモデルと同じデザインなので得をした感があるかもしれませんし、一方で高価格モデルのオーナーは少しがっかりするかもしれません。しかしながら要はデザイン自体が大事であり、その使い勝手と品質が高ければどんな価格帯のオーナーでも納得がいくのではないでしょうか。

 

ATの操作については昔のスロットレバー型から、レバーの形状をしたスイッチ型のようなデザインと変わりました。BMWであれば数年前からこのようになっています。もはやドライブをガッチャンと切り替えるのではなく、スイッチをカチカチ操作する時代に切り替わった感があります。

 

なおインパネの操作系全体の印象としてはスイッチの数を控えめにしてスッキリ見せるデザインです。これは21世紀以降のBMWが採用している傾向です。

21世紀当初はスイッチを大幅に減らしてその代わりにコマンドタイプのマルチ操作に集約をしたのですがかえって使い勝手が悪くなりました。そこから反省して必要なスイッチは独立して設けるなどの適正化がとられました。今ではちょうどよい塩梅ではないでしょうか。

 

ちなみに昔も今もインパネに沢山のスイッチを並べたがる2大メーカーといえばトヨタとメルセデスであることは覚えておいてもよいかもしれません。

 

操作系の次は収納です。どのような形状と容量の収納を何の目的でどこに配置するか。

 

今やカセットテープやCDをセンターコンソールにぎっしり詰めるような時代ではありません。音源のための機器スペースはほぼ要らなくなりつつあります。

余談ですがWATANKO は今時のユーザーと同様にBluetoothを使ってスマホに入っている曲あるいはAmazon musicを利用しています。これで十分です。

でもやっぱりインパネにCDのシングルスロットがあったらいいなあと思うこともしばしばです。長年の手持ちのCDをパっとかけたいときもあります。

 

さてF40の収納はどうかというとこれは標準的であり、可もなく不可もなしといったところです。感心するような仕掛けや工夫は見られません。少し残念なのはインパネのセンター下部にスマホの非接触型充電トレイが配置されている事でした。インパネの下部という一等地の一つにあたるここにはちょっともったいないなという印象です。

 

ちなみにユーザーが一番欲している収納スペースとはなんでしょうか。私見ですがゴミ箱ではないかと考えます。カーショップでゴミ箱を買ってきて取り付ける人もいれば、ドアポケットをゴミ入れスペースに使ってたりします。このゴミ箱をスマートに設置して利用することができればよいのですが、実はゴミ箱を想定した収納スペースをあてがっているモデルは意外と少ないものです。

その中であって例えばWATANKO が今回マイカー選びの中で見て回ったモデルの中ではボルボXC40にはセンターコンソール中に取り外しができるゴミ箱が取り付けられており好印象でした。

 

(3)  ドア周りもシートもなかなか良し

 

また室内に目を転じますとドア周りの収納も大事です。前車E90はドア周りの収納は皆無でしたがF40は他のモデルと同程度の収納スペースが設けられており良好です。ドライバー側にはドライバーに必要な小物類、助手席側にはそこに座る人向けの小物類をそれぞれ置くことができないと軽いストレスを覚えます。

 

それと収納とは別に是非言っておきたいことはドア内側のハンドルの形状です。ドアを開けるスイッチやレバーはどの車にも備わっていますが、掌でしっかりと掴んでドアを開けるための取手について、しっかりとした形状とサイズが備わることが大事です。しかしこれができていないモデルが少なくありません。

 

取手にあたる部分が小さかったり、形状や位置が不適当であったりと、なかにはドアデザインを優先するあまりに酷いものもあります。

この点について軽自動車やコンパクトカーなどドアが軽くて開け閉めにほとんど力を要しない場合はまだ看過しても良いですがいっばしの大きさと重さを持つ中型〜大型車の場合ではドアの重さにあわせてしっかりとしたグリップが必要でしょう。

 

次はシートです。元々M135iは室内がMスポ仕様なのでシートはアルカンタラです。アルカンタラは滑りにくく劣化も目立ちにくいのでWATANKO は好きなのですが、今回は在庫車の中から選んだ都合により本来は不要だったダコタレザー仕様です。その分値段が高いのですが、相応に値引きをしてもらえたのでOKでした。

 

BMWのダコタレザーといえばキャメルカラーをよく記憶していますが、今回はブラックです。全体的にステッチが多く、特にシート地面についてはシワやたるみが目立ちにくそうです。もっともこれはもっと長く使ってみないと判断はできませんが。

 

3.パッケージ

 

WATANKO は前車E90をディーラーで点検や修理のために預けてある間、代車に1シリーズを何度も借りたことがあります。初代も二代目も借りたことがあります。

 

ちなみにディーラーにとって上得意客の場合、もっと高額なモデルが代車として差し出される模様です。しかしWATANKO の場合はいつも最廉価の1シリーズ、それも一番下のグレードばかりでした。

まあ、この辺はWATANKO がディーラーから見たランキングが露骨にわかるのでなんとも微笑ましいです。・・・といった皮肉はさておき、この歴代1シリーズは借りて運転するたびにFRコンパクトスポーツカーの面白さを体験させてくれました。小さなボディによく回るエンジン。街中のコーナーリングでも軽快に振り回して操る楽しみにとても溢れていました。

 

さて対象となるモデルに関するパッケージの語りとはそのモデル単体で語ってもなかなかわかりにくいです。そこで以前のFRであった先代、先々代のモデルとの比較をもって説明していきます。

 

まず全体的な印象を述べますとFRからFFへの変更に伴い室内は広くなりました。とくにFRでは天地方向に狭さを感じた時が多々ありましたが、FFになってから幅だけでなく高さも拡大した印象です。(室内高のサイズが公表されていないのであくまで印象です。)

 

前席、後席ともに足元は広くなりました。特に後席の乗員が前席シート背後下につま先を入れる際のスペースが広くなりました。ただし前席に対して後席がアップライドになっているわけではなさそうなので、後席からみた見晴らし感は今ひとつです。

それにしても前車E90よりもホイールベースは90mmmも短いですが、室内の広さはトータルではE90と同等かやや上回る印象です。

 

トランクスペースについて、もともとWATANKOはトランクに常時モノを置くタイプではありませんし、何かを積む時があっても大抵は容量に不満を感じることはない程度のトランクユーザーです。

 

WATANKOのようなライトユーザーにとっては荷室容量が380L、シートを倒すと1,200Lという数値は必要にして十分です。なおトランク床はバンパーから一段深い面になっておりますが、特段の使いづらさは感じません。

 

あとはFRと比べて感じる違いはF40の方がやや腰高感があることくらいでしょうか。重心高のデータを先代と比べてみたいものです。

 

以上、静的なインプレッションでした。それでは走ってみるとどうなのか。記事が長くなりますので、次回に続けます。(既に十分長い?)

 

(つづく)


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コメント

2020/02/09(日) 19:09:19 | URL | たんちん #YuMuKjyA
M135iはメチャメチャ良いなあと思います、特にエグゾースト音が。

10月車検の妻用のクラウンからのワゴン車へ乗り換えを検討してます。
予算がコミコミの500万円なのでM135iは遥か及ばず、秋発売の新型レブォーグか来春発売のS4が候補なんです。国産は華がないのがねえ。

Re: タイトルなし

2020/02/09(日) 20:42:36 | URL | WATANKO #/uTO8teo
たんちんさん

コメントありがとうございます。
生涯初のハイパワーモデルです。高いオモチャを買ってしまいました。

レヴォーグ、S4いずれもいいですね。ほかは私はディーラーやサイズの関係で断念しましたがアウディQ2やボルボXC40もお勧めですよ。

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