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WATANKO

Author:WATANKO
2008年からインデックスファンドによる資産運用を始めた個人投資家です。またサラリーマンの傍らで家業ともいうべき不動産賃貸業も営んでいます。趣味は自動車にまつわる諸々。ご連絡はwatanko1967@gmail.comまで。

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Misano@5,000kmインプレッション-4WDの安定した加速の魅力

2020/07/11 09:52:23 | 自動車 | コメント:0件

Misano

(車庫内にて。隣はNDロードスター)


昨年12月に12年半6ヶ月乗り続けたE90に代わってBMW135i(F40)が我が家のマイカーとしてやってきました。

 

WATANKOは唯一のマイカーを選べと言われれば、その条件にはエンジン搭載位置が問いませんが、必ず後輪を駆動することをあげます。

 

では4輪駆動はどうかというと、これも「後輪を駆動する」条件を満たすのでアリです。でも直進性が向上する一方で曲がりにくくならないか。そればかりか車両重量は重くなるわ、コストは高くなるわ、若干ながら重心高もあがるだろうということで積極的に選びたいと思わせる駆動方式ではありませんでした。

 

ところが何事も食わず嫌いはよろしくはないということでE90の次のマイカーについてはxDriveというBMW独自の4WDシステムを備えたF40のM135i(我が家での通称“Misano”)を選んでみました。

 

WATANKOのこれまでの歴代マイカーにはハイパワーも4WDも備わっていませんでした。その2つを組みあせた車を所有することになり、どんなドライビングが体験できたのか。5,000kmドライブしてみた時点のインプレッションです。

 

■安定して速い

 

Misanoのエンジンは直4ターボで306馬力、45.9kgmのスペックを誇り、とてもパワフルです。今まで自然吸気モデルしか所有したことがないWATANKOにとっては異次元の加速でした。一般道路だろうが高速道路だろうが50m先、100m先の到達したいポイントまで一気に辿りつきます。瞬間移動的加速です。

 

ですがその加速する様をよく感じ取ってみると、そこにはエンジン自体のパワーだけでなく、加速のために4つのタイヤが全て路面に擦り付けられ、路面との間の強い摩擦によって前に押し出されていく様子がわかります。チーターのような俊足な動物が四足をフルにつかって尋常ならざる加速となっていくようです。

 

これが後輪駆動であればひたすら後ろから押し出されるというか、突き飛ばされる感覚を伴って加速しますが、4WDですと後ろからだけでなく、前からもグイグイとボディを引っ張っていきます。

 

4つのタイヤ全てが駆動してボディを加速させるわけですから2WDよりも安定しており、したがってスピードもより出しやすくなります。

 

もしもMisanoのエンジンが140馬力程度の普通のパワーでありパワフルでなかったならば、この4WDの安定した上質な走りをどれほど体験できたでしょうか。ハイパワーを受け止めて加速に生かすためには4WDが必要であり、また4WDの良さはハイパワーなエンジンと組み合わせて真に堪能できるものかもしれません。

 

このトラクションの豊饒な味わいが得られるハイパワーエンジンと4WDの組み合わせは何とも魅力的であります。

 

 

■FFもいいもんだ

 

4WDは4つのタイヤ全てが駆動してボディを加速させるので2WDよりも安定しており、したがってスピードもより出しやすくなりますと書きましたが、特に加速時には前輪にかかる駆動がグググっと増えていくことによって安定感を損なわずに加速できています。

 

これはFFのメリットにも通じるものだと感じます。

 

FRは前輪で操舵、後輪で駆動をそれぞれ担いますので4輪に等しく役割が備わりバランスが取れた運転感覚を楽しめます。

 

FRは操舵と駆動が別なので四輪全てに注意を払う必要がありますが、それが運転を少し複雑で面白くしてくれます。また四輪全てに注意を払うので自分の神経がボディの四隅まで伸びていく感じがして、運転している車との一体感も高まりますとともに運転の自由度が増した気持ちにさせてくれます。

 

でも操縦している感覚が拡大する、自由度が増える一方で、それはすなわち車の挙動が不安定であり、ドライバーに操作が委ねられることを意味します。

 

それではFFはどうか。

 

FFは操舵と駆動の両方を前輪だけで担うので運転操作は前輪に集中します。リアタイヤはくっついているだけなので気にしたところでドライバーには何もできません。

 

FFはFRよりも相対的にフロントが重いのでまっすぐ安定して走ることが容易です。リアカーを後ろから押すよりも前から引っ張るので安定しているのと同じです。

 

車が安定していて直進させやすい。前輪に運転操作を集中できるために運転が容易になる。これらのことからすなわちドライバーにとっては通常人の運転技量の範囲であればFFの方がFRよりも安全に速く走らせることができます。

 

FRとFFの運転間隔の違いがよくわかるシチュエーションをあげるとすれば、雪道のようにとても滑りやすい路面です。ここを滑らずに走らせようとする時にFFとFRの違いを良く感じることが出来るでしょう。

 

A地点からB地点への単なる移動手段として車を運転する場合であれば、FRに備わる運転の自由度については不要であり、むしろ疲れる要素ですらあります。

 

FFは楽に、そしてその結果速く移動したいと願う大半のドライバーにとって適切な駆動方式であると言えます。

 

おまけにFRと比べてFFは室内が広いし、構造がシンプルだからコストも少なくて済みます。一般の車ユーザーにとってはこの意味からしても最適な駆動方式でしょう。

 

 

■スーパーカーは2WDか4WDか

 

Misanoの加速性能についてはカタログによると0-100kmのタイムは4.8秒。これはポルシェケイマン/ボクスターのレベルであり、これよりもさらに速いタイムを出すことが出来るモデルはドイツプレミアム御三家のハイエンドモデルを除けば、まさにスーパーカーしか該当しません。

 

Misanoよりもさらにパワフルなスーパーカーを乗りこなす場合、はたして2WDモデルを選んで大丈夫か。安定して速く走るためには4WDを選ぶべきではないかという迷いに突き当たります。

 

4WDのスーパーカーを選ぶとなればWATANKOとしてはウラカン、R8、911が候補となります。もちろんながらこれらモデルはどれも魅力的ではありますが、フェラーリV8やマクラーレン、C8コルベットなど2WDモデルを選択肢から排除してもよいものか。


これらはミッドシップを採用しており、ミッドシップは乗用車のエンジン搭載位置としてはもっとも安定性が期待できるレイアウトです。ミッドシップなら大丈夫でしょうか。

 

パワフルなMisanoのドライブはWATANKOにとってスーパーカーにむけた準備運動でしたが、また別の悩みをもたらしました。

 

(あとがきにかえて)

 

記事の後半はMiano以外のことを書きつづってしまいましたが、Misanoはやや過剰感はあるものの全般的に良い車です。数少ない不満といえばボディサイズの割には小回りがあまりきかないことと、リアハッチがバンパー下に足をいれると自動感知して開くのですがその感度が鈍いことくらいです。

 

高速道路を使った日帰りドライブではNDで爽快なオープンエアを味わるか、Misanoで胸のすくような加速に酔いしれるか、いつも迷っています。

 

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