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2008年からインデックスファンドによる資産運用を始めた個人投資家です。またサラリーマンの傍らで家業ともいうべき不動産賃貸業も営んでいます。趣味は自動車にまつわる諸々。ご連絡はwatanko1967@gmail.comまで。

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テスラ・モデル3 見てきました触れてきました

2020/07/23 23:22:00 | 自動車 | コメント:2件

米国の新興EVメーカーのテスラ。投資家としても車好きとしても興味深いこの企業。そして同社がリリースするモデルについて、Web世界の片隅で投資と車を語るこの駄ブログでも以前とりあげたことがあります。

 

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先日も地元の街中で、テスラが昨年から日本で販売開始したモデル3を見かけました。それをツイートしたところ結構な反響アリ。リプライをくれたアカウントの中には熱心なテスラファンもチラホラお見掛けしました。

 

うーん、日本でのテスラの盛り上がりがなんぼのものかわかりませんが、モデル3はテスラが日本で本格的に量販を目論むモデルですので、上述の記事で紹介したモデルXに引き続きモデル3をディーラーに見学にいってきました。

 

■エクステリア

 

モデル3のサイズは全長4.7m、全幅1.85m、全高1.44mとメルセデスベンツCクラスと同程度のサイズです。つまりまあまあ大きな外寸であります。


しかし米国発表時にWebで見かける写真で見た限りでは上級のモデルSに比べてずんぐりとした寸詰まりの風貌でした。またフロントマスクは陰影がわかりにくく、まるで能面のようです。

モデル3その1

(このような感じです。)


モデル3その2

(私には先々代のプリウスのようなシルエットを感じてしまいます。)


このような感じです。このデザインでもって、アクの強いドイツのプレミアムメーカーはじめ個性的な世界各国のメーカーに対してどれだけ印象的な佇まいを見せることができるでしょうか。

 

WATANKOはそのようなネガティブな感想をもっていたのですが、先日街中でみかけたモデル3はスラリとしており、クーペスタイルともいえなくない優雅なボディラインをもつセダンに映っていました。


IMG_3413


そしてディーラーで改めてエクステリアデザインをじっくりと眺めてみると、ジャガーにも似た控え目、アンダーステートメントながら流麗なボディラインです。


IMG_3424


フロントマスクには(当然ながら)グリルはついていませんので、ババーンとした押し出しには欠けますがEVらしいといえばそのとおりでしょう。ボディサイドにはモールの類もありません。給電?口の配置もリアランプエリアの一部を使い上手く収められています。

 

全体を通してスマートフォンのように洗練された工業製品らしさが伝わってきます。特に白いボディカラーですと陶器のような清々しさが引き立ちます。

 

あえて辛口を言わせてもらえれば全長を4.7mも使っているのだから流麗なデザインに仕上げられるのは当たり前の面がありますが、近年のメルセデスのようなグロテスクな趣味とは一線を画したスマートさは見る者に十分伝わるのではないでしょうか。

 

妻ミサト「そんなこと書いてしまって、メルセデスが好きな男爵からカミソリでも送られないように気をつけなさいよ。。。」

 

WATANKO「!!!」

 

■パッケージ

 

室内に座り込んでみるとホイールベースが2.85mも取っている割には足元が劇的に広いというわけではありません。シートサイズは前後とも標準的です。頭上空間も平均的です。

 

ただし後部座席については前席よりもアイポイントが高くなるように配置されていることと、センタートンネルがなく床がフラットなので足元がすっきりして良いことの2点は明確な利点としてわかりました。

 

トランクについては奥行きがかなりあり、ここで数値上の容量(425L)をかせいでいるかと思いきやそれだけでなく二重底になっており、この床下収納は大玉のスイカが2つスッポリ入るくらい広く、深くて使い勝手が良さげです。


IMG_3418

(二重底は撮り忘れました。残念。)


さすがにここはマフラーなど排気系の補器類がないEVだけに積載性としては感心するところです。

 

同じくフロントのエンジンが収まるスペースも荷室として使えます。これらをあわせてみるとセダンとしての積載性は同クラス以上と言えるでしょう。

 

あとひとつだけいただけない箇所がありました。それはドアハンドルの形状です。開け方にちょっと慣れを要するタイプであり、グリップの握り心地はあまり褒められたものではありません。


グリップ


独特なデザインというものは機能性を損なわないからこそ賞賛されるのであって、そうでなければただの奇抜さ、デザイナーの悪趣味と言われても仕方がないでしょう。

 

■インテリア

 

今回のモデル3の見学で他メーカーの従来モデルとの違いを一番感じたところはインテリアでした。


IMG_3419.jpg


フロント周りのデザインはこれ以上ないというくらいシンプルにまとめられています。ステアリングはサイズが若干小ぶり、そしてシートも含めて室内のレザーは全てヴィーガン(動物性不使用)であり、その材質はなんと合皮です。

 

合皮は均一の素材感で柔らかく身体を包み込んでくれますが表皮がスベスベしています。ファブリックでもない本革でもない独特の感触です。

静止している状態での座り心地はなかなかにソフトで快適ですが、果たして走行している状態ではどう変化するでしょうか。ホールド性は合格でしょうか。

 

さらに一般的には本革に比べて合革は耐久性に劣りますので、経年劣化も心配です。もっとも想像の範疇ですが、そもそもテスラのシートは一定年数が経てば取り換える(張り替える)ことを前提とした商品なのかもしれません。

 

あとテスラはヴィーガンを訴求していますが、隠れた狙いとしてはコストダウンと軽量化があるのでないかと想像しています。

 

WATANKOとしてはシート自体の出来がよければ素材は何であっても構いませんが、どうせ合皮であるならば、もっとカラーバリエーションを増やしいてほしいものです。

 

現状ではグレー一択なのですが、これが古いオフィスの事務机と椅子によくつかわれていた地味な色合いなのでがっかりです。

 

それと次に目を引いたのは、エアコンの吹き出し口が通常の形状と大きく異なりフロントダッシュボートの薄く広くのびている隙間から噴き出す形状になっていることです。


IMG_3414.jpg

(木目調のパネルの上のシルバーの上端から空気が流れ出てきます。)


なるほどこれもまた先鋭的で独特なデザインですが、はたして肝心の室温調整機能は万全でしょうか。特に日本の夏の暑さに対してどこまで迅速に効き目を発揮してくれるでしょうか。

 

また天井を見上げればほぼ全面のガラスルーフが目を引きます。室内のスペースの広さにてセダンはミニバンやSUVに劣りがちですが、これに対する視覚的な対策のひとつとしてはモデル3のような広大なガラスルーフを標準装備またはオプション設定することがあげられます。

 

もちろんながらガラスルーフはミニバンやSUVも採用することができます。でもだからこそ室内スペースに劣るセダンにとっては尚更必須な装備ではないでしょうか。

 

そして最後にふれておかなければならないのがセンターに鎮座する大型モニターです。ここに大部分の操作系を集約しているようです。


IMG_3415.jpg

(運転の際に邪魔に見えないか心配です。)


モデル3のインテリアをとことんシンプルにならしめているのはこの大型モニターのおかげです。

 

しかし室内の大半の操作系をこのモニターのタッチに集約してしまったことは1分1秒をあらそう緊急時の操作や、そこまでいかずとも必要な操作をほぼブランドタッチでやってのけるようなインターフェースの点で心配ではないでしょうか。

 

例えるならば運転中のチラ見であっても操作が可能なデザインになっている必要があります。運転の緊急時に必要な操作については、そのモニターには駅の券売機や銀行のATMの入力画面のように大きくて分かりやすいアイコンが表示されているなどの相応の工夫が必要です。ましてやドライバーに運転中、画面上で何回層にもわたってタッチ入力させるなどありえません。

 

さらにもっといえば高度なAI機能やヘッドアップディスプイの採用拡大を図る方向ならば運転の安全性を損なわずに済むでしょう。

 

このモニターによる車内の操作系の満足度に関しては将来、試乗する機会を得た時に十分確かめてみたいと思います。

 

■まとめ

 

さてモデル3をディーラーで実際に見て触れてみた感想をまとめると次のとおりです。

 

1.全般的には合理性を高めた車づくりの姿勢はよく見える。細部を作りこまれた印象は薄いが割り切れば気にならない。

 

2.ボディサイズが大きくエンジンや補器類がないので、それらを生かしてもっと思い切ったパッケージングになっているとよかった

 

3.ドライバーとのインターフェース面には新しい部分が多々あるが、中には奇抜とも思える部分もあり戸惑う。またハードウェアの経年劣化は今後気になるところ。

 

モデル3の走りについて、おそらく一般道のストップ&ゴーくらいであれば、過日試乗したモデルXと大差ないのではないかと想像します。


したがってさらにモデル3の走行性能をもっと理解するためにはある程度のワインディング道路を走ってみる必要があります。

 

もしも将来、モデル3のみならずテスラの購入を検討する場合には、そこのところは是非とも試してみたいところです。

 

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コメント

2020/07/24(金) 22:22:32 | URL | たわら男爵 #-
流れ弾をいただき、ありがとうございます。
ちなみに、私はID.3が気になっています。

Re: タイトルなし

2020/07/24(金) 23:29:40 | URL | WATANKO #/uTO8teo
たわら男爵さん


コメントありがとうございます。

ID.3とはいいトコついてますね。

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