Author:WATANKO
2008年からインデックスファンドによる資産運用を始めた個人投資家です。またサラリーマンの傍らで家業ともいうべき不動産賃貸業も営んでいます。趣味は自動車にまつわる諸々。ご連絡はwatanko1967@gmail.comまで。
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終末に用意すべきは50万円と親しい親戚

(叔父さん、R.I.P)
さて、今回の駄ブログは「家計の支出と管理」にかかわる記事をお届けします。その具体的な内容は、人生の終末における必要な費用のミニマムケースです。
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WATANKOの叔母の夫、つまりは義叔父が先日亡くなりました。叔母夫婦には子どもがおらず、近くに住んでいるWATANKOが代わりに叔母と協議して、義叔父の葬儀を執り行いました。
・・・といっても実際には葬儀と呼べるほどのものではありません。
叔母と協議した結果、選んだのは次のとおり最もシンプルな直葬方式でした。
*葬儀業者に依頼して義叔父を病院から葬儀業者の施設内にある安置所に搬送する。
*義叔父を翌日市営の斎場に搬送して火葬する。
*火葬後、遺骨は直ちに近くにある寺院にて合祀(共同墓に埋葬)する。
*通夜、葬儀一式は行わない。戒名、位牌、墓も無し。参列者無し。香典やり取りも一切無し。
かかった費用は以下のとおりです。
葬儀業者に支払った直葬費用 19万円
寺院に支払った合祀代 5万円
合計 24万円
葬儀めいたことといえば、安置所におかれた義叔父に叔母とWATANKOで死装束をつけて納棺したことくらいです。寺院については合祀代を一度支払えば、以降は一切の維持費用等はかかりません。
故人の葬儀の形式はいまや様々なスタイルが取り入れられています。昔と異なり近所・縁者のつき合いが希薄になる、葬儀費用が負担できないなどの理由により、簡素な家族葬の形式で済ませるケースをよく聞くようになりました。
これらのトレンドに沿ってできるかぎりシンプルに済ませたのが今回のような火葬+埋葬、墓無し・葬式無しのケースであります。
今回、地元の葬儀業者が用意する一番シンプルなプランを選んだわけですが、葬儀業者によっては同等の内容でもう少し安いところもあるかもしれません。
葬儀費用をできるだけ抑えたい場合には市内にある複数の葬儀業者の最安プランをあらかじめ比較しておくとよいでしょう。
以上、家計の支出の実例として、駄ブログをご高覧の皆様に少しでも参考となれば幸いです。
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さて、ここからは亡くなった義叔父にまつわるWATANKO個人の身の上話です。
WATANKOはいわゆる親戚一同の中で「本家の長男で一人っ子」のポジションについています。それは自分の意思とは全く無関係であり、父が亡くなって家督を引き継いでからは親戚の様々な面倒や問題の解決のために色々と動かざるを得ない立場となりました。しかも同じ世代である従妹連中ならともかく、父の兄弟世代までWATANKOが時折面倒をみているのが実態です。
そんな親戚一同の中に叔母夫婦がいます。父に対して干支で一回り年下の妹は現在84歳。同年齢の男性と結婚しており定年まで共働きでした。子どもはいません。この男性が義叔父です。
WATANKOはこの叔母夫婦に子どもの頃はよく可愛がってもらいました。叔母は勿論、義叔父にも色々と行楽に連れてもらった記憶があります。父は農業に従事して忙しかった分、義叔父に行楽面を補完してもらった感じです。
叔母が定年を迎えると、父が叔母夫婦の老後を心配してかWATANNKOの実家の近くに小さな家を建てて叔母夫婦を呼び寄せました。そこで叔母夫婦は質素で穏やかな生活を送っていました。
それもそのはず、驚くべきことに義叔父は一定期間就業していたものの、年金受給資格を満たしておらず国民年金を貰えなかったのです。つまり二人は叔母の年金だけで暮らしていたのです。やがて働いていた頃の蓄えも底をつき生活に困窮するようになりました。
WATANKOは昔、色々と可愛がってもらった恩もあり、叔母夫婦の治療費・入院代や、住まいの修繕費、家電の買い替え、はたまた飼っていた犬が亡くなった際の火葬代に至るまで、まとまったお金が必要になった際には都度援助していました。ちなみに父が用意した叔母夫婦が住む家と土地は固定資産税の負担もできないだろうということでWATANKOの名義になっています。
つまりは子どもがいない老夫婦について、WATANKOが子ども代わりに経済的な世話をやいてきたわけです。
その叔母夫婦も80代の中になりいよいよ身体が衰弱してきました。叔母は耳が遠くなった以外はわりと元気ですが、義叔父はやや認知症の兆候もあり。
そんなある日、義叔父は自宅で倒れているところを叔母が見つけ救急病院に搬送されました。検査すると肺炎を起こしており、さらに脳梗塞も併発しており治療を施しても回復する見込みは薄いのこと。担当医と叔母が今後の治療方針を話し合った結果、叔母の意向をうけて特別な延命措置は不要という方針としました。
WATANKOも実の両親、それから昨年、義父の最後を看取ってきた経験から義叔父の余命もあと1~2ヶ月くらいではないかと見立てていました。その予想通り倒れて救急病院に搬送されてから1カ月あまりで義叔父は亡くなりました。享年84歳。
WATANKOは義叔父が亡くなった知らせを病院から受けると、市内にある葬儀業者に連絡し、叔母を連れて義叔父の引き取りをお願いしました。そして翌日、叔母とともに葬儀業者と義叔父の葬儀について協議しました。そして冒頭の内容となったわけです。
WATANKOと叔母がやったことといえば葬儀業者の手伝いのもと、義叔父を納棺したことくらいです。結局、義叔父がなくなってから合祀まで48時間にてすみました。
この方法を選んだ理由は言うまでもありませんが、叔母夫婦にはお金が全くなかったからです。叔母夫婦が生きながらえているうちは前述のとおりまとまったお金が必要となればWATANKOは支援してきましたが、亡くなった者に対して体裁を整えるための支出迄は負えません。
それであっても義叔父の最後の入院費用と葬儀費用は、WATANKOが負担しました。
1カ月あまりの入院費用とそれに関連した交通費、雑費などあわせて23万円ほどかかりました。前述の葬儀費用とあわせると47万円です。
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高齢者が疾病で余命僅かとなった際に、わずかばかりの延命に多額のお金と心身の苦労をかけるよりは、当人に延命措置は一切施さずに自然に任せることを選ぶ場合、WATANKOがこれまで見てきた例では数カ月で亡くなっています。(とくに食べ物を飲み込めなくなった際に、胃婁などの処置をしなければせいぜい1週間から10日間の余命です。)
急に意識不明になって倒れた場合、直ちに亡くなれば(いわゆるピンピンコロリならば)入院費もかかりませんが、実際には一定期間の終末治療が施されるケースが多いのではないでしょうか。その場合、義叔父のように最低1カ月程度の入院費は必要かもしれません。
それに加えて最低限の葬儀費用をあわせると義叔父のケースとモデルとすれば約50万円が必要となります。
どれくらい生活に困窮していようとも自分の終末にかかる費用として最低限それくらいは用意しておきたいものです。
それと同じくくらい大事なことは、自分の終末にかかわる諸事手続きをすすめてくれる親戚の存在です。それについては生前からの親戚付き合いを大事にすることが必要でしょう。疎遠な親戚では到底面倒を見てくれることなど期待はできません。
(あとがきにかえて)
現代人は一人で生きていくことは可能かもしれませんが、一人で死んでいくことはなかなかに難しいです。最後は病院のお世話になりますし、自分が亡くなったあとの葬儀や諸事を行ってくれる人が必要です。そして病院にも葬儀にもお金がかかります。
一人で生きていくことを決めた場合、パートナーに先立たれ、自分一人が残る場合、どちらであっても自分の終末について「カネ」と「ヒト」の手当てが必要になることは・・・
そうですね、70歳くらいになったらぼんやりと考え始めるのが老後に必要なことかもしれません。
コメント
Re: タイトルなし
コメントありがとうございました。
この終末の迎え方は、もう何年も前から叔母夫婦とは話し合って決めていました。
父は最後まで叔母夫婦の将来を心配していたので、これで墓前に報告がひとつできます。
近くにある寺院にて合祀というのは業者から
紹介された寺院なのでしょうか?
Re: タイトルなし
コメントありがとうございます。
寺院は葬儀業者が紹介してくれたところです。こちらの要望を伝えたところ、即座に紹介してくれました。
斎場で火葬して遺骨を骨壺にいれ、その場で葬儀業者に引き渡してお終いです。
WATANKOと叔母は寺院に行くことすらありませんでした。寺院で御経のひとつもあげてもらったのかはわかりません。
5万円はもう全くただの引き取り料です。
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