Author:WATANKO
2008年からインデックスファンドによる資産運用を始めた個人投資家です。またサラリーマンの傍らで家業ともいうべき不動産賃貸業も営んでいます。趣味は自動車にまつわる諸々。ご連絡はwatanko1967@gmail.comまで。
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おいしい50代をみすみすドブに捨てるサラリーマンはどれだけいるのだろうか【Refrain2020】

(50代のサラリーマンの心境や、いかに)
この駄ブログは2010年3月に開設し、以来10年8か月が経過しました。これまで記事を1,900本UPしてきましたが、その中から自分自身の投資やライフスタイルその他についての考え方を記したものを1年に一度、Refrainと称して何本かとりあげて再度紹介しています。(なお初回時に対して一部追記・修正してあります。)
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この駄ブログにありがたくご来訪いただく方々の年代の中で30代以下の方々が一定割合を占めております。インターネット利用という特性を鑑みる必要はありますが、ともかくもWATANKOよりも若い方が多いことでしょう。ありがとうございます。
さてかように若い方には直感しにくいかもしれませんが、53歳のWATANKOからみて同年代のサラリーマンが直面する典型的な現実をお伝えしたいと思います。
まずここで想定するのはそこその規模で事業基盤をしっかりと持ち、安定的に業績をあげてリストラの気配はないという企業。そのような企業に大学を卒業して働き始めて60歳定年を迎えるまでの約40年弱の期間をみたときに、50代というのはたとえ当人の出世が叶おうが、はたまた窓際族になろうが、サラリーマンとして最もおいしい期間を享受しているとはいえませんでしょうか。理由は次のとおりです。
1.若い時の安月給分を取り返している
成果主義などが着目・導入されて久しい時代ではありますが、いまだ終身雇用・年功序列な雇用を踏襲する企業の場合、その賃金体系はというと若い時には働きの割には給与が少なく、年をとるにつれて徐々に上昇、とくに30代後半あたり上昇度合いは大きくなり、40代後半あたりから以降は働きよりも多くの給与をもらう形となっています。
このような若いときに安かった分を中高年になって取りかえすという、よく言われる「長期帳尻合わせ」型が設定されています。
若い時の安売り分を中高年になってやっと回収するステージにさしかかってきたのに、ここで辞めたら損が大きくてとてもそんな気にはなれないと、サラリーマンであれば考えても不思議ではありません。
2.退職金や年金もポイント上昇中
1.と同様に退職金や年金についても給与が高い期間が長ければ、それによって将来もらえる金額も増えます。例えば新卒から30年後に辞めた場合の退職金は10年後に辞めた場合よりも3倍、いや退職金や年金の原資が長期にわたり運用されてきたことをふまえれば3倍以上貰えるでしょう。また企業は本人への給与支払いだけでなく、あわせて厚生年金保険料等の事業者負担分を支払っており、これはサラリーマンにとっては普段はピンときませんが給与に加えて大きなベネフィットです。
もし早期に辞めてしまえば、こうした退職金や年金についても給与と同様に年をとってからの帳尻合わせ分を取りはぐれてしまうことになります。
3.一定の立場・役割が確立されている
新卒入社して20年以上も働き続けてくれば、同期入社のサラリーマンの間でも出世に開きがでてくることでしょう。
☆見事出世して本部長になったウエダさんは部下を抱えて、経営の一翼を担うポジション。責任は重いけどやりがいあり。力仕事・こなし系仕事やお膳立て・社内調整は部下たちがほとんどやってくれる。ウエダさんは報告を聞き、ゴールイメージ程度の指示を出し、定時には退社。翌朝、結果を聞くというスタイル。
★自責・他責、はたまた運の無さかもしれないけど、ベテランかつやや窓際族のシモダさんは今日ものんびり仕事にかかります。担当はずっと変わらずで熟知しているし、自分なりの専門もあるので社内からそれなりに頼られる存在。でもいまさら彼に過度な要求や新しい試みを期待する周囲もいません。彼は淡々とマイペースで仕事をこなし、ほとんど残業もなく定時には退社。
このように出世してもしなくとも50代ともなれば何がしかの一定の立場・役割が確立されており、彼らにとって会社とはひょっとしたら自宅よりも安らぎを覚える場所、またはテンションを高めて活き活きとすごす場所かもしれません。
サラリーマンは新卒で入社して、50代にさしかかると四半世紀以上勤続しているわけです。その年月たるや子供が生まれてから成人するまでの間よりも長い期間であり、たいていのサラリーマンはどのような環境にあったとしてもそれなりに社内の泳ぎ方または仕事の手抜き方、省力化を会得していることでしょう。
そんな彼らの中にあって会社に居続ける術をもちつつ、今や働きに対して割高な給与をもらえる処遇をわざわざドブに捨てる者ははたしてどれだけいるのでしょうか。
個人投資家が早期リタイアをどこまで真剣に目指しているかは個人差があると思いますが、そのために日々の家計を節約し、貯蓄に励み、それで捻出した資金をリスクを取れる範囲にて投資にまわしております。
そういった懸命にお金を増やす経済行動をとっている個人投資家からみれば、ラクに稼ぐことができる一面をもつ50代のキャリアをみすみずドブにすててしまうことは、それが早期リタイアとのひきかえとはいえ、ちょっともったいないと感じざるを得ないのではないでしょうか。
それであってもこうしたおいしい50代を捨ててでも早期リタイアを実現させたいとしたら、その動機は何でしょうか。
当人あるいは大事な家族の病気、あるいは介護その他やむにやまれぬ事情があるというのならわかります。逆にそういった事由があれば望むと望まざるとにかかわらず踏ん切りがつきやすいかもしれません。(しかし一方で経済的な事情からそう、おいそれと実現させることも難しいケースも多いでしょう。)
しかしながらそのような事情がない場合はどうでしょうか。趣味の延長やある種の自己実現欲求のために起業とかボランティア、あるいは創作活動でもしたいのか。それともひたすら隠遁生活に入りたいのか。
単純に働くのが嫌だからでしょうか。それはとても正直かもしれませんが、もうひとつなにか夢中になれる理由がほしいと考えてしまうのは、サラリーマンを20年以上やってきた者がもつ悪癖なのでしょうか。
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上記の記事は今読み返してみてもだいぶ昭和の時代の考え方が漂っていますね。
なお今回は年功序列型賃金体系の企業で働くサラリーマンにお届けする内容ですが、一方でこれに該当しない企業で働く方もいるかと思われます。ご自身の勤務先の給与体系はよくチェックして、長期帳尻合わせの度合いがどの程度であるかは、早期リタイアを決める大事な情報のひとつでしょう。
(あとがきにかえて)
妻ミサト「若い時に安月給で働かせられるのが嫌なら、年功序列型賃金体系を採用していない企業で働けば、いつでもリタイアに踏み切りやすいのではないかしら。」
WATANKO「長期帳尻合わせ型ではなくちゃんと年齢ごとに働きに見合った処遇を得られる企業や、専門性がかなり高く海外でみられるような完全な職務給を揃えた企業でしょうか。
しかし彼らとて長期間、年齢を重ねてきたことによってより実力を発揮できて高い処遇を得たり、転職したりして年齢(実力)に見合った処遇を得られる機会は十分にあります。
長期間働く、つまり50代になっても働き続ける価値というものは多くの人にとって決して小さくはないものなのです。」
コメント
58歳の時、リーマンショックの煽りを受け39年間勤務した旅行会社を早期退職しました。権限も無く、専門も無く、下から突き上げられ、上から押さえ付けられ辛い「ナカダさん」でした。45歳頃から人事制度が度々変更されて、賃金体系は「ナカダさん」改悪の連続でした。営業畑出身の「ナカダさん」は窮屈な状態なら、割増退職金を得て退職の決心をしました。
「人間万事塞翁が馬」既に資産運用(確定拠出年金)を始めていた「ナカダさん」企業の適格年金積立分が確定拠出年金にスライドされ資金追加の機会に恵まれました。底値にあった外国株式に追加資金を投入(円高・株安)しました。
更に、割増退職金でドルを買いバンガードETF投資を開始します。
ハローワークで仕事探しの「ナカダさん」偶然今の仕事を見つけ再就職する事になりました。ハローワークでの学生就職支援の仕事でした。カウンセラー資格を取り、今も充実したセカンドライフを継続中です。
Re: タイトルなし
コメントありがとうございます。
「ナカダさん」も典型的なパターンかもしれませんね。まさに「人間万事塞翁が馬」です。
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