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2008年からインデックスファンドによる資産運用を始めた個人投資家です。またサラリーマンの傍らで家業ともいうべき不動産賃貸業も営んでいます。趣味は自動車にまつわる諸々。ご連絡はwatanko1967@gmail.comまで。

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生活防衛資金=背負っているものの大きさ÷稼ぐ力【Refrain2020】

2020/11/10 08:40:00 | Refrain | コメント:0件

119日終値ベース運用状況速報】

■投資元本(待機資金含む)

180,000千円

■評価損益(分配金・確定損益・税還付込み)

87,028千円

■損益率

48.3



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(生活防衛資金・・・おいくら万円必要かしら)


インデックス投資を語る時にかかせないアイテムのひとつに生活防衛資金があります。

 

その種の資金を一体いくら積んでおく必要があるのかについては個人投資家ひとりひとりが置かれた環境によって様々でありましょう。

 

そこでここはひとつ生活防衛資金の算定について、WATANKOなりにアイデアを出してみるとすれば、以下はどうでしょうか。

 

生活防衛資金=(A:背負っているものの大きさ)÷(B:稼ぐ力)

 

■A:背負っているものの大きさ=(生活固定費)+(将来債務×一定割合)

 

一定期間、生活を維持していくために必要な資金の総体です。それは単純に目の前で必要とする生活固定費だけではありません。

 

それに加えて自分が扶養しなければならない家族にかかる現在と将来の特別な出費(教育費、病気治療等)、親の介護・終末や資産維持ないし処分にかかわる発生見込費用が想定されます。これに一定の割合を掛けた額を引き当てして加算することで総合的な負担を捉えねばなりません。扶養家族や手のかかる親がいるとこの金額も膨らむことでしょう。

 

■B:稼ぐ力=(収入)×(将来変数)×(無収入期間割合)

 

これはそのものズバリ、当人がどんな技能を持ち、どのような仕事に就いているか。その職業・職種から一体いくら稼ぐことができるのか。(収入)

 

また自営業の場合には自らの商売における事業収益リスク、給与所得者であれば勤務先での将来の処遇動向をどう加味するか(将来変数)、失業や転職にあたって次の仕事がすぐにみつかりやすいかどうかという流動性とそこにおける自身の市場価値(無収入期間割合)。いくら現在の収入が高くても、将来が怪しかったり、転職の際には苦戦が予想されそうな場合には割り引いて考える必要があります。

 

この2つのパラメータでもって組み合わせごとにみてみます。

 

 

●ケース1:Aが小さく、Bが大きい。⇒生活防衛資金は少なくてもOK

 

生涯独身予定または夫婦共働きで子無し。住まいはこだわらないので多少不便でも安い賃貸暮らし。夫婦ともに両親の面倒をみる必要もなし。勤務先は外資系金融機関か国家公務員など。転職も頻繁にある職種であったり、または抜群の安定性をもっていたりする職業に就いている。

 

こんなケースでは背負っているものが少なく、稼ぐ力は大きいです。よってA÷Bは相対的には小さい係数になるでしょう。生活防衛資金は3ヶ月も要らないかもしれません。

 

●ケース2:Aが大きく、Bが小さい。⇒生活防衛資金は手厚く積んでおく必要あり

 

妻はブランド好きな専業主婦、両親と子供2人の6人暮らし。住宅ローンに高級車。しかし勤務先の収入は伸び悩み、将来も不安。転職しようにも当人の職種は市場における流動性が低かったり、市場価値も当人の満足できるレベルには到底ない。

 

このケースでは背負っているものがとても大きく、一方で稼ぐ力には不安があります。A÷Bは相対的にはかなり大きな係数となるでしょう。生活防衛資金は2年分でもまったく足りないかもしれません。

 

なおBが小さいままなのであれば、Aも減らしていくべきであることは言うまでもありません。

 

●ケース3:Aが大きいが、Bも大きい。またはAが小さいが、Bもまた小さい。⇒念のため多めに必要か

 

A、Bともに大きいあるいは小さいケースではどうでしょうか。前者も後者もA÷Bは似通った係数となり、それはケース1よりは大きく、ケース2よりは小さいという中庸な係数となります。となれば生活防衛資金を積む水準の見極めが難しいかもしれません。

 

ここで保守的に係数よりも安全サイドに考えるとすれば、前者ではBがいくら大きくてもAの負担を考えると安穏とはしていられません。後者ではAがいくら小さくてもBもまた小さいので心許ないです。

 

以上を考慮すると、ケース3においても生活防衛資金を少なく見積もることは危ないかもしれません。したがい多めに必要かということになります。

 

 

結局のところ、ケース1のように背負っているものがとても身軽であり、一方で切れ間なくしっかりと稼ぐ自信が(その客観的な根拠つきで)備わっている御仁ではないかぎり、生活防衛資金は年額単位でガッチリためておく必要があるでしょう。

 

皆様におかれましては、自身にとって必要な生活防衛資金をどうか適正に見積もられんことを節にお願い申しあげます。

 

【追記】

本記事は生活防衛資金の確保が資産運用上必須と考える方々へ送るアイデアであり、生活防衛資金に対するWATANKO自身の考えは以下の通りです。

 

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この生活防衛資金の算定ロジックですが、同じ方であっても年々変化が起きてきます。結婚して子どもを育てる場合、最初はA:背負っているものの大きさもB:稼ぐ力も少ないところからスタートし、徐々に双方が膨らんでくる。やがてAは萎んでいく一方で順調にいけばBはピークを迎えるというわけです。

 

妻ミサト「だから前回のRefrain記事で書いたようにサラリーマンは50代をみすみすドブに捨てる必要はないというわけね。うま~く繋げたわけね。」

 

WATANKO「!!!」

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