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WATANKO

Author:WATANKO
2008年からインデックスファンドによる資産運用を始めた個人投資家です。またサラリーマンの傍らで家業ともいうべき不動産賃貸業も営んでいます。趣味は自動車にまつわる諸々。ご連絡はwatanko1967@gmail.comまで。

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「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2020」の投票結果と感想 #foy2020 #ファンドオブザイヤー

2021/01/16 23:35:00 | イベント | コメント:0件

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個人投資家にとって毎年恒例のイベント「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2020」。今年は残念ながら新型コロナウィルス感染拡大防止のため、表彰式がWeb形式での開催となり、そして懇親会は中止でした。なんとも寂しいイベントになりましたがPCの前で“全集中”してWeb表彰式を視聴しました。

 

先ずは前回2019年の投票結果のおさらいです。

 

【第1位】eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

【第2位】eMAXIS Slim 米国株式(S&P500

【第3位】eMAXIS Slim先進国株式インデックス

【第4位】<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド

【第5位】eMAXIS Slim バランス8資産均等

【第6位】楽天・全米株式インデックス・ファンド

【第7位】セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド

【第7位】グローバル3倍3分法ファンド(1年決算型)

【第9位】バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)

【第10位】SBI・バンガード・S&P500インデックスファンド

 

三菱UFJ国際投信のeMAXIS Slimシリーズが第1位、第2位、第3位、第5位を受賞し、平安時代の藤原氏のように「sMAXIS Slimにあらずんばインデックス投信にあらず」といわんばかりの勝ちっぷりでした。その前年の2019年もトップ10に5つの商品がラインクインしており、2年連続でこのアワードを席捲しています。

 

上記に対して2020年の投票結果はどうであったか。次のとおりです。ドン。

 

なお名称の後の( )は昨年からの順位変動です。

 

【第1位】eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(±0)

【第2位】<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(△2)

【第3位】バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)(△6)

【第4位】セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド(△3)

【第5位】ひふみ投信(△9)

【第6位】eMAXIS Slim バランス8資産均等(▼1)

【第7位】eMAXIS Slim先進国株式インデックス(▼4)

【第8位】eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)(△5)

【第9位】eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(▼7)

【第10位】農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね(△2)

 

■トップ10の個々の顔ぶれ

 

トップ10入りした個々のファンドについてとりあげてみます。

 

【第10位】農林中金<パートナーズ>長期厳選投資 おおぶね(△2)

米国株式アセットに投資するファンドが軒並みランクダウンする中、昨年12位からジワリとランキングをあげてきたこのアクティブファンド。来年はこの順位をキープできるでしょうか。それとも過去の一発屋芸人のように消えていくのでしょうか。

 

【第9位】eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)(▼7)

今年はひょっとしたら身内のeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)と第1位の座をかけて一騎打ちかもしれない・・・と予想していましたが、まさかの大幅ダウン。このままでは来年はトップ10外か。

 

【第8位】eMAXIS Slim 全世界株式(除く日本)(△5)

WATANKOの中では結構予想外にランクアップした印象が強いです。「日本は個別株+海外はよくわからないからインデックス」というポートフォリオを採用する個人投資家は結構多いのでしょうか。

 

【第7位】eMAXIS Slim先進国株式インデックス(▼4)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)とならんで予想外の大幅なランクダウン。このままではたわら先進国株式同様、トップ10から滑り落ちてしまうかもしれません。このランクダウンの背景にはSlim支持派はこの投信ではなく、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)に得票を集中させているのかと推察します。

 

【第6位】eMAXIS Slim バランス8資産均等(▼1)

こちらもひとつ順位を下げましたが、トップ10の中でバランスファンドはこれくらいの順位におさまるのが例年の傾向なので、特に意外性はありませんでした。セゾンとならんで株式以外のアセットも投資対象に含めるバランスファンドとして定番になっています。

 

【第5位】ひふみ投信(△9)

見事復活(その1)したアクティブ投信。表彰式の説明ではコロナショックの発生直前に現金比率を3割まで引き上げたそうです。すごいですが、それを毎回●●ショックごとにやり遂げろと言われておファンドマネージャーは大変でしょう。なお2020年の日本株式はインデックスをみればわかるとおり好調であり、それが背景にあった結果であることは頭に入れておいた方が良いかもしれません。

 

【第4位】セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド(△3)

見事復活(その2)したこのアワードにおける老舗ファンド。投資対象の半分は債券だというのにこの人気の秘訣は何なのか。実は債券投資容認派が結構いる証なのでしょうか。来年も必ずトップ10入りする予感がします。昨年の感想でも書きましたがそれが「無限の荒野を切り開いた者だけが得られる勲章」です。

 

【第3位】バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)(△6)

見事復活(その3)したバンガードETF。第4位のセゾンとならんで最多入賞記録をまたまた更新です。一方、楽天VTの方といえば積み立て投資の観点からはVTよりも利便性が良いのになぜこうも支持を失っているのか。楽天投信投資顧問はよく考えた方がよいでしょう。熨斗代が高いとか熨斗代が高いとか、熨斗代が高いとか・・・。

 

【第2位】<購入・換金手数料なし>ニッセイ外国株式インデックスファンド(△2)

見事復活(その4)したニッセイ。昨年4位におわった崖っぷちから、再度信託報酬を引き下げて個人投資家の支持に応えた成果が出たと思いたいです。eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)にはかなわずとも、宿敵であるeMAXIS Slim先進国株式インデックスに対して倍以上の得点を稼ぎ、ランキングを5つ引き離しての堂々2位。単独アセットクラスのインデックス投信としてはトップであり、これは誇れる結果です。

 

おそらく来年も「ニッセイ!ニッセイ!」のSNS掛け声のもとに投票する個人投資家は絶えないことでしょう・笑。VTやセゾンに次いで、このアワードにおける安定・定番のファンドになり得る資格をもっています。

 

【第1位】eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)(±0)

WATANKOも5点満点を投票したこのファンドが見事連覇を成し遂げました。投資対象の分散やコストの面からみて、ちょっと死角が見当たりません。このファンドに代わって第1位を獲得するファンドは一体現れるのか。

 

ニッセイが三連覇を成し遂げた頃も同様の感想をもっていましたが、その後楽天VT、eMAXIS Slim先進国株式、そしてオール・カントリーと第1位が入れ替わってきました。


盛者必衰の理ありとはいいますが、はて来年はどうなるでしょうか。

 

なお今年は定番の商品の復活が目立つ一方、昨年ランキングを席捲したeMAXIS Slimシリーズはオール・カントリー以外は順位を落としました。しかし依然とトップ10に5つのファンドがランキングしており、これまた健闘を称えるべきでありましょう。

 

■まとめ

 

このアワードで第1位を獲得するファンドには「先進国株式または全世界株式を投資対象とするインデックスファンド」という傾向があります。

 

今年の結果を概観して再認識した傾向がさらに2つほどありました。

 

一つ目は特にひふみ投信の復活を目の当たりにして、リターンが好調なアセットクラスの商品はランキングが上がりやすい傾向があるのではないということです。

 

そういえば近年の昨年までの米国株式のファンドの得票は米国株式の好調さが背景として認められたのかもしれませんし、一方新興国株式はもう7~8年間に渡って日本株式や先進国株式よりもインデックスのリターンが劣後しており、そのせいかこのアワードでも同クラスの商品は人気が今ひとつです。

 

二つ目は低コスト化の動きが目立った商品がランキングを上げやすいことです。この点では実は2020年は低コスト化について目立った動きが乏しい年でありました。その中にあってニッセイが信託報酬の引き下げを行ったことが数少ない話題であり、その成果が見事ランキングに現れました。

 

そして逆説的にはニッセイ以外には目立った動きがみられなかったがゆえに安定的な支持を持ち続けてきたVTやセゾンがランキングにて再浮上していきたのではないかと想像します。

 

それにしてもeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の連覇は予想していたものの、それ以外の結果については少なくない驚きがWATANKOにはありました。

 

はたして来年はどのような結果が待っているのか。今から楽しみです。

 

おわりに毎年ボランティアでこのイベントを運営していただいている個人投資家の方々に感謝の意を添えて〆と致します。

 

投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2020 運営委員会の皆様、今年も有意義なアワード運営をありがとうございました。来年も楽しみに待っております。

 

(あとがきにかえて)

 

妻ミサト「あなたのコメントも紹介されてよかったわね~。」

 

WATANKO「いや、あの、これに投票した時点では米国大統領選はトランプ優勢といわれていたものでして・・・(汗)」

 

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