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WATANKO

Author:WATANKO
2008年からインデックスファンドによる資産運用を始めた個人投資家です。またサラリーマンの傍らで家業ともいうべき不動産賃貸業も営んでいます。趣味は自動車にまつわる諸々。ご連絡はwatanko1967@gmail.comまで。

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スーパーカーの選び方(6)ランボルギーニ、それはスーパーカーの王道

2021/03/28 08:28:00 | 自動車 | コメント:0件

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(現在のランボルギーニでは一番のお気に入り。ウラカン・スパイダー!)


WATANKOがおくるスーパーカー選びのガイド記事、今回はスーパーカー世代にとってはフェラーリと並ぶスーパーカー世界の横綱メーカーであるランボルギーニです。

 

 

CAUTION!】本記事は長年スーパーカーを眺め続けてきたブログ管理者が独断と偏見に基づきスーパーカーのメーカーおよびモデルを評しています。そこには客観的な事実に元づく内容のみならず、車好きならではの様々な主観、スーパーカーを選んで買おうとする人が持ちえそうな思考を辿って書かれた内容が含まれています。したがって記事にて取りあげられたモデルのオーナーの中には記事内容について快く思わない方もいるやもしれませんので、そのような心配をされる方は本記事を読まれないことをお勧めします。

  

■スーパーカーの時代のランボルギーニ

 

フェラーリのV12ミッドシップである365GTB/512BBのむこうを張るといえば、ランボルギーニ・カウンタックLP400です。

 

当時、ガルウィングドアをそなえた極めて未来的なボディにV12をミッドに搭載したザ・スーパーカーともいうべきモデルです。まるで空を飛びそうなデザインはどこからどうみても他の車に似ているところはないというくらい個性的であります。

 

スーパーカーが流行した頃はモデルカー、ミニカー、プラモデル、ラジコンカー、消しゴム、カード、写真とありとあらゆる製品、媒体でそのスタイルを見せつけていました。まさにスーパーカー流行期の子ども(含むWATANKO)の脳裏に焼き付いて、今でも離れないモデルです。

 

ランボルギーニにはその他にも直線的なデザインのカウンタックに対して優美な曲線(脚線?)ボディを持ち、同じくV12をミッドに横置き!するミウラSV400も忘れてはいけません。今思うと、こんなに大きくて重いエンジンをミッドに横置きして、高速で滑り出したら一体どうなるのかと思うと危うさを感じますが、当時はカウンタック同様、ミウラもスーパーカーの代表格です。

 

ちなみにWATANKOはミウラをベースにレーシングチューンを施した、フェラーリでいえばスペチオーレにあたるイオタの方が好きでした。ライト周りもまつ毛がついたミウラより透明カバーで覆われたイオタの方がイカしていたわけです。

 

その他には1クラス下でフェラーリ308GTBのライバルとして発表されたV8ミッドシップ2+2のウラッコ。そしてウラッコの進化版であるシルエット、ジャルパがありました。

 

これらの中でWATANKOはカウンタックがやはり一番好きであり、特に大きなリアウイングとオーバーフェンダーを付けたLP500Sがお気に入りでした。小学5年生のクリスマスプレゼントに赤いLP500Sのラジコンカーを買ってもらったことは今でも覚えています。あとはタルガトップを備えたシルエットも結構好きでした。

 

当時のWATANKOは総じてピニンファリーナのセクシーな曲線美よりも、ベルトーネがデザインしたウエッジシェイプが効いたメカメカしいデザインを好んでいました。子どもらしい選択ですね。

 

■現代のランボルギーニ

 

ランボルギーニはスーパーカーブームの終焉と共にメーカーとして経営が傾きます。1970年代半ばから四半世紀間、オーナーが色々と変わる中、細々とカウンタックを延命させ続け、やがて後継モデルであるディアブロを発表します。

 

正直言ってこのディアブロはカウンタックをいかにももっと製造がしやすそうな外版で構成された単純なボディラインであり、モデルとしてもカウンタックの焼き直し感が否めないモデルでした。ランボルギーニもこのディアブロを最後まで細々と作って終わるメーカーなのかと当時、諦めを感じたものです。

 

それが21世紀になりアウディに買収され、その傘下となりました。ここからが今日につながるランボルギーニの復活の軌跡です。

 

 

ガヤルド/スパイダー

 

まずアウディ傘下での実質初モデルとなるガヤルドが発表されます。このモデルはフラッグシップのV12ミッドシップしかラインナップしていなかったランボルギーニにとって久々にエントリーユーザーを広げる戦略的なモデルです。そしてこの成り立ちはマーケティング的に見て非常にうまいところをついてきました。

 

まずエンジンがV10であることです。明らかにメルセデスやBMWはもちろんのこと、フェラーリのV8をも上回る気筒数は格上感が出ています。

 

デザインもガルウィングドアをやめてオーソドックスなヒンジドアです。これはガヤルドの上に位置するフラッグシップモデルがガルウィングドアを採用しているから、気兼ねなく不採用にできたのでしょう。昔からのランボルギーニのコアなファンは残念がったかもしれませんが、普段使いとしては大いに利点があります。

 

そして駆動方式は4WD。ここはアウディお得意のクアトロシステムかと思いきや平凡なビスカスカップリング式でした。

 

このガヤルドは史上最も売れたランボルギーニ(約10,000台)となり、アウディにとって良い買い物であったことを証明することになりました。

 

もしここでガヤルドが売れなかったら、ランボルギーニはお荷物ブランドとして早々に売却の憂き目にあっていたことでしょう。

 

WATANKOはスーパーカー時代の記憶からランボルギーニというブランド自体に好感を持っていることは否定しませんが、それを省いてもガヤルドは大好きなモデルです。カウンタックは今でも中古車市場に数台は出回っていますが、ノスタルジック満点にこれを選んで扱いにくさや故障に悩まされるよりは、素直に21世紀につくられたランボルギーニを乗りまわすことが出来れば十分に満足です。

 

中古車のタマ数はクーペ、スパイダー合わせて70台程度とフェラーリの同年代のモデルと同等の数です。10年間販売されただけあって価格帯は9,000千円〜20,000千円と幅広いです。予算があるならば、あとは前期型、後期型、最後期型の中から好きなディテールのモデルを選べば良いでしょう。前期型のスッキリしたディテールもいいし、後期型、最後期型のアグレッシブなディテールをまとった方を好む気持ちもわかります。

 

ただしランボルギーニに限らずですが、モデルの機械的な信頼性、維持費の点からは高年式ほど良いことは言うまでもありません。

 

WATANKOであれば特にレーシング仕様として売り出されたスーパートロフェオストラダーレがいいです。買うならこれでしょうか。


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(スーパートロフェオストラダーレです。なんとなくカウンタックの面影があるかも。)


ウラカン/スパイダー

 

大ヒットしたガヤルドの後継モデルです。ガヤルドを正常進化させており性能、信頼性は申し分なく、デザインも素晴らしいです。普段の使い勝手もガヤルドよりも相当良くなっていることでしょう。

 

ただしデザイン面で一点だけに気になるところがあります。ウラカンはガヤルドよりも全長が160mmも伸びてのびのびとしたデザインとなっており、それ自体は好感が持てますが、全高はガヤルドから変わらないため、ボディの上下が薄くて平べったく見えてしまっています。

 

それがやや大げさにいえば、ボディのペラペラ感につながってしまっています。なお2年前マイナーチェンジにてリアエンドが少しダックテールなデザインに変わって、このペラペラ感が多少薄れたのは良い点です。

 

こうした平べったい印象があるクーペに対して、スパイダーとなるとまた見栄えが変わってきます。V8ミッドシップフェラーリの記事でも取り上げましたが、クーペでどこか今ひとつなデザインであっても、屋根を取り払ってしまうと別の装いとなり、俄然光ってくるモデルは少なくありません。

 

ウラカンもその一台であり、WATANOKOがウラカンを選ぶとすればかなり高い確率でスパイダーを選ぶとなるでしょう。(もちろんながらWATANKOがオープン好きであるという事情もありますが。)

 

中古車のタマ数はクーペ、スパイダーあわせて110台程度とガヤルドと同様に豊富な方です。価格帯は20,000千円~40,000千円。トップレンジはペルフォルマンテというスペシャルモデルが主なので、それらをのぞけば34,000千円くらいが上限です。

 

このウラカン、そして前モデルのガヤルドを選ぶ際にはフェラーリのV8ミッドシップよりも明らかな利点が2つあります。ひとつは4WDと2WDを選べることです。強大なエンジンパワーを路面に伝えきるためには4WDが適しており、ガヤルド、ウラカンともに4WDがデフォルトといえますが、一方で2WDの一番のメリットは価格が2,000千円程度安く値ごろ感が少し出てくるところです。なおウラカンではフロントデザインも4WDと2WDでは変えてきており、これを好みで選んでもいいでしょう。WATANKは総じて2WDのデザインを好んでいます。

 

もうひとつの利点は中古車を選ぶときにわかるのですが、ボディカラーのバリエーションが多いことです。フェラーリであればどんなモデルでも赤の割合が圧倒的に多いですが、ランボルギーニの場合はもっと自由に黄色、青、緑、白、黒、グレーと多彩です。もちろん赤もありますがむしろマイナーです。ランボルギーニを買う人達の中には赤を避ける人が多いのかもしれません。

 

アヴェンタドールアヴェンタドールS

 

V12をミッドに積むカウンタックの現代版モデルです。ガルウィングドアを引き継ぎ、V12の超絶パワーは740馬力、全長は4,797mm、全幅は2,030mmもあり、実物もとても大きく見えます。

 

アヴェンタドールSはマイナーチェンジ版であり、主にフロントバンパー周りのデザインが新しくなっており、こちらの方が断然カッコいいです。

 

中古車のタマ数はクーペ、スパイダーあわせて100台程度と豊富な方です。価格帯は30,000千円~60,000千円。60,000千円級はSVJというスペシャルモデルなので、それらをのぞけば45,000千円くらいが上限です。

 

それにしてもスーパーカーの値ごろ感である20,000千円の2倍の中古車価格とはおそれいりました。フェラーリのフラッグシップモデルである812スーパーファストと同程度であります。

 

WATANKOはランボルギーニが好きであり、カウンタックの後継モデルとなるとそれだけで憧れを持ちます。よってWATANKOなら812スーパーファストよりもアヴェンタドールを選びますが、実際に所有するとなるとボディは大きく、何もかもが過剰、スーパーカー2台分のお金を支払ってもそれだけの満足を得られるのか、疑問が残ります。

 

■現在まで残ってくれていてよかったランボルギーニ

 

WATANKOが今、ランボルギーニを選ぶとすれ最善の選択はウラカンのスパイダー、2WD、そして新車をオーダーするならばイタリアン・スーパーカーではおきて破りの右ハンドル仕様にするでしょう。もしも予算を抑えるとなれば程度の良さげなガヤルドのクーペを選びます。

 

本記事の冒頭で書いたとおり、ランボルギーニは一時期経営不振に落ち入りました。もしそのままフェードアウトしてしまったとしたら子どもの頃にスーパーカーに憧れたWATANKOとしてはなんとも寂しいスーパーカー選びになったことでしょう。

 

でも一方では残っていればなんであれ良いというわけではありません。零細なスーパーカーメーカーのままで、信頼性も低い古色蒼然としたモデルを細々と作り続けるくらいであればいっそ消滅してしまっても構わないとさえ考えます。思い出は美しく残しておきたいですからね。

 

しかしながらヨーロッパでは我々が考えている以上にランボルギーニのブランドに価値があったのか、アウディが救いの手を差し伸べました。アウディは自社100%ではフェラーリと競合できるような強くて個性的なブランドを作りあげることが難しいと理解していたのでしょう。(それであっても後年、アウディは自社でR8を発表しますが、ガヤルド/ウラカンと比べて必ずしも成功しているとは言い難いです。)

 

ランボルギーニを買収してそこにドイツの要素技術、製造技術、品質管理を注入して性能面では一級品を仕立ててきたわけです。ハードウェアが優れていれば、そこで初めて光り輝やいてくるのがランボルギーニのブランドとデザインです。50歳代のオジサン連中にとってはスーパーカーの王道たるこのメーカーを復活させてくれたアウディに感謝して、もしもウラカンを買った際には、ついでに普段乗りでアウディA3でも買ってあげればよいでしょう。


WATANKOはフェラーリのライバルとしてランボルギーニが現代においても「自動車メーカーとしてまともに」生き残り続けてくれたことに感謝です。スーパーカーを手に入れようと目標20年間の資産運用でもってお金を元本に対して増やしてきました。この時点で手に入れようとするスーパーカーの選択肢の中に、ランボルギーニを含めることができることに幸せを感じます。

 

もしもタイムマシンがあったなら43年前の自分にこのことを伝えたい気持ちで一杯です。

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