FC2ブログ
プロフィール

WATANKO

Author:WATANKO
2008年からインデックスファンドによる資産運用を始めた個人投資家です。またサラリーマンの傍らで家業ともいうべき不動産賃貸業も営んでいます。趣味は自動車にまつわる諸々。ご連絡はwatanko1967@gmail.comまで。

月別アーカイブ
アクセスカウンター

スーパーカーの選び方(7)マセラティもお忘れなく、そしてイタリアンのまとめ

2021/03/30 00:51:00 | 自動車 | コメント:0件

MC20.png

(MC20まで出てくると、ホントに迷います。)


WATANKOがおくるスーパーカー選びのガイド記事、イタリアン・スーパーカーといえばフェラーリ、ランボルギーニの両横綱の他にもいくつかメーカーがあります(ありました)。その中でマセラティを取り上げてみます。それと後半ではイタリアン・スーパーカー選びを総括します。

 

CAUTION!】本記事は長年スーパーカーを眺め続けてきたブログ管理者が独断と偏見に基づきスーパーカーのメーカーおよびモデルを評しています。そこには客観的な事実に元づく内容のみならず、車好きならではの様々な主観、スーパーカーを選んで買おうとする人が持ちえそうな思考を辿って書かれた内容が含まれています。したがって記事にて取りあげられたモデルのオーナーの中には記事内容について快く思わない方もいるやもしれませんので、そのような心配をされる方は本記事を読まれないことをお勧めします。

  

■スーパーカー時代のマセラティ

 

イタリアン・スーパーカーと言えばフェラーリ、ランボルギーニだけでなく、マセラティも忘れてはなりません。代表的なモデルはV8ミッドシップのボーラ、そしてその弟分ともいうべきV6ミッドシップのメラクがあります。ボーラはフェラーリでいえば308と同格といったところです。デザインについては308よりも少しふくよかな印象です。もちろんリトラクタブルライトを備えていました。


なおこの2モデルは作られた時期が被っており、ぱっと見では区別がつきにくいデザインです。WATANKOは未だに写真をみてこれはボーラかメラクかどちらかなと戸惑うことがあります。

 

■生き残っていたマセラティ

 

スーパーカーブームから10年近く経って1980年代後半となりWATANKOが車への興味を再び高めてみると、当時のマセラティは高級で伊達なラグジュアリーな2ドアクーペモデルがメインでありました。しかしながらアルファロメオとならんで「低品質で壊れてばかりのイタ車」の代表選手でした。内装がどんなに素敵に仕立てられていたとしても「決して手を出してはいけない外車」のイメージそのものでした。

 

それが1990年代半ばにフィアットの傘下となってからようやく工業製品としてまともなモデルが出始めてきました。

  

■グラントゥーリズモ/グランカブリオ

 

スーパーカーの購入を検討するのであれば、マセラティの場合、現在唯一の候補たり得るモデルは2007年に発表されたグラントゥーリズモ。V8のFR2+2です。エンジンはフェラーリ製、デザインはピニンファリーナと豪華な組み合わせです。

 

フェラーリのV8エンジンが新車価格20,000千円前後で手に入るとは、古いモデルですがランチア・テーマ8.32を思い出してしまいます。とくにこのV8は4.7リッターと大排気量の自然吸気であり、いまや希少なエンジンタイプです。

 

ピニンファリーナのデザインはフェラーリ・ローマが発表される前まではもっとも優雅なイタリアン・スーパースポーツモデルであったかもしれません。ただし全長が4,910mmもあれば優雅に仕立てられて当たり前という見方もあります。

 

このフェラーリのエンジンとピニンファリーナのデザインをまとったエレガントなスーパーモデルがポルシェよりも少し高く、かつフェラーリよりもグッとお安い価格に設定されているところがなんとも絶妙です。

 

グラントゥーリズモのバリエーションにはオープン4シーターモデルのグランカブリオもあり、これまた幌を閉じた姿が非常にエレガントです。

 

グラントゥーリズモ/グランカブリオは昨年生産終了してしまいたが、探せばまだ新車もしくは同等の中古車を手に入れることができるでしょう。

 

中古車のタマ数はグラントゥーリズモ、グランカブリオあわせて140台程度と豊富です。価格帯は4,000千円~16,000千円と幅広いです。

 

今年2021年にはグラントゥーリズモの後継モデルが発表されると聞きます。予算に十分な余裕があるマセラティのファンであれば、それを見てから現行モデルの新車在庫か高年式の中古車を駆け込み買いするか、後継モデルを待つか判断した方が良いでしょう。

 

■MC20

 

昨年発表されたばかりの全く新しいモデルです。日本にどれだけいるかわかりませんが、元来からのマセラティファンにとっては待望のトップクラスのスーパーカーです。

 

デザインは典型的なミッドシップのそれであり率直に言ってブリティッシュ・モデルのようなデザインですが、ところどころイタリアンなディテールもちりばめられています。実物を早く見てみたいものです。

 

これはネガティブな言い様に聞こえるかもしれませんが、写真で見る限りでは全体としてまとまりは良く、十二分に格好良いと感じています。

 

エンジンは自社製V6ながら630馬力と出力は十分ですが、このMC20には電動化バージョンも用意されるようであり、一体どんなモデルになるか楽しみです。イタリアン・スーパーカーにおける電動化モデルといえばフェラーリが2019年に発表したPEHVのSF90ストラダーレがありますが、あれは50,000千円を超えるスペチアーレのようなモデル。これに対してMC20がプラス数百万円で電動化され圧倒的な動力性能を備えてきたとしたら、スーパーカーリーグの勢力図に一石を投じるかもしれません。

  

■フェラーリ以外のフェラーリ、それが今のマセラティ

 

フェラーリもマセラティも今では同じフィアットの傘下です。その中にあってフェラーリとマセラティはこれまで同様に巧みなブランドの造り分けが成されています。

 

ようすればフェラーリのような艶やかなスーパーモデルが欲しいが、フェラーリは選びたくはないという類の顧客に向けて、フェラーリよりもブランドの押し出しが控え目な分、お安く提供するも、決してエレガントさではフェラーリにひけをとらないと主張できるような微妙なブランドイメージを演出する。

 

現在のマセラティとはやれポルシェだ、フェラーリだ、ランボルーニだと自己主張が強すぎるモデルに乗ってカーライフを誇張させたくない紳士向けのモデルです。

 

今回のスーパーカー紹介記事では、イタリアンはフェラーリとランボルギーニを取り上げれば十分であり、マセラティは割愛しようかと当初考えましたがグラントゥーリズモがあるところへ、さらにMC20まで発表されメキメキと注目度をあげてきているため、取り上げてみました。

 

なおフィアットはプジョーと経営統合してステランティスとなりましたが、フェラーリとは異なるマセラティのポジショニングはこのまま維持してほしいです。

 

■イタリアン・スーパーカーとは

 

さて3回にわたってイタリアン・スーパーカーを取り上げてきました。これらのモデルのうち、せいぜいフェラーリのカルフォルニアかマセラティのグラントゥーリズモあたりならギリギリ控え目でOKありますが、それら以外となるとどれもがガンダムかエヴァンゲリオンのようなルックスであり、ハッキリ言って街中を走れば衆目を集めるチンドンカーであります。ガンダムとかエヴァンゲリオンに乗ってセブンイレブンに弁当を買いにはいけません。

 

子どもの頃にスーパーカーブームに侵された脳内を持つWATANKOでさえそう思うのですから、車についての健常な趣向の持ち主であればとても恥ずかしくて乗れない、買えないという判断を下すでしょう。「車に30,000千円もかけるくらいなら自宅を新しくする。」そりゃそうです。

 

しかしながら、人生の中で一番楽しく、心が解放される余暇の時間には、周囲に気兼ねなく好きな車を手に入れて乗り廻してみたいと考えるのは、車好きにとって根本的な行動原理です。それを最大限、領域展開させて行き着く先がスーパーカーです。

 

ここで重要なことは、行き着いた先はメルセデス・マイバッハやロールスロイズ・ゴーストではないということです。これらは自分で運転する車ではなく、運転手にハンドルを握ってもらい後部座席に座るための車です。車におカネを掛ければ同じというわけではありません。

 

そうなるとガンダムかエヴァンゲリオンのように常道から逸したデザインと、超絶な動力性能をもち、二次元からそのまま出てきたようなモデルを自動車趣味の伴侶にするもの不自然なことではありません。

 

さて煌びやかなイタリアン・スーパーカーの世界ですが1990年代半ばまではまともに購入対象となり得るのはフェラーリくらいでした。ランボルギーニもマセラティも(そして今回は適当なモデルがなくて紹介を見送ったアルファロメオも)当時はろくなモデルを出しておらず、スーパーカー時代の面影はほとんど残っていませんでした。

 

ランボルギーニもマセラティも新曲も出さずに昔のヒット曲だけで食いつなぐ演歌歌手のように徐々に廃れていくのかと心配しましたが、21世紀にはいってから以降は復活してきており、魅力的なスーパーカーを次々と発表してきました。

 

おかげで現在ではスーパーカー選びはポルシェ911を唯一の例外として除けば、イタリアンの中だけでも大いに迷う様相となっています。

 

WATANKOであればフェラーリの360モデナ、458イタリア、F8トリブート、そしてローマ、ランボルギーニではガヤルド、ウラカン・スパイダー、これにマセラティMC20を検討の俎上にあげていくことになるでしょう。

 

これにてスーパーカー選びは完結!・・・というわけには実はいきません。

 

ドイツ車、イタリア車だけでなく、ここ15年くらいにてブリティッシュ・スーパーカーの台頭が著しいのです。それとコスパでは圧倒的な米国車や日本車もスルーできません。来月後半の記事ではこれらのモデルを取り上げます。

 

スポンサーサイト




コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する