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2008年からインデックスファンドによる資産運用を始めた個人投資家です。またサラリーマンの傍らで家業ともいうべき不動産賃貸業も営んでいます。趣味は自動車にまつわる諸々。ご連絡はwatanko1967@gmail.comまで。

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ラテンの兄弟を伴ってロードスターはスポーツカーを愛するファンの前に4たびその姿を見せるだろう

2012/05/24 00:33:39 | 自動車 | コメント:0件

WATANKO的今年上半期のビッグニュースが飛び込んできました。

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マツダ、フィアットとのスポーツ車提携を発表

マツダは23日、イタリアの自動車大手フィアットと、2人乗りスポーツカーの開発・生産で業務提携すると発表した。マツダが国内で販売する「ロードスター」の基本構造をベースとしたスポーツカーをフィアットに供給。フィアットは傘下のブランド「アルファロメオ」で販売する。両社の車種にはブランドごとに独自のエンジンを搭載するほか、外観も異なるものにするという。

正式事業契約の締結は2012年後半を予定。今後、欧州での協業の可能性についても話し合いを持つという。両社の車種はマツダの本社工場での生産を想定しており、アルファロメオ向けの車両については15年の生産開始を検討している。

「日経QUICKニュース」より

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ロードスターの4代目はWATANKO含めスポーツカーファン待望のモデルです。雑誌のスクープ情報によれば車両重量800kg(ホントか?これはちょっと無理目では。でも現行よりライトウェイトになる公算大)、スカイアクティブ技術も当然導入という楽しみなスペックです。

しかし一方で4代目の開発には暗雲も垂れ込めていたのも事実です。

▼マツダの足元の業績は日系メーカーでは一人負け。
▼後ろ盾となるフォードとは年々関係が薄れていくばかり。
▼RX-8生産終了によりシャシー共有化するモデルもなくなった。
▼2代目、3代目をまとめた名主査、貴島孝雄氏は定年退職してしまった。

新興国は別として先進国のスポーツカーマーケットは伸長が難しい中、ペイできる(採算にのる)4代目モデルの開発は果たしてできるのか。コストのために安易な妥協をすると、それはロードスターにとって自殺行為にも等しく難しいところです。3代目のモデルサイクルも終盤にさしかかっており、仮にビッグマイナーで当座をしのいだとしても問題の先送りです。

86&BRZ発売の盛り上がりが4代目の開発に多少の追い風となったとは思いますが、上述のとおり向かい風の方が多くみえていました。

一方でここ最近、アルファロメオのCセグメントのニューカー、ジュリエッタが各媒体で盛んに宣伝されていました。アルファには縁遠いWATANKOであっても「ジュリエッタ」の名前には痺れますし、デザインも素敵、エンジンも良いでしょう。フィアットは得意とするB、Cセグメントでの拡販を目指しています。

しかしながらWATANKO的には如何せんFFでは購買欲が湧かないところでした。私ならジュリエッタに比べればデザインは無骨なるもCセグ唯一のFR量販モデルであるBMW(F20)を選ぶでしょう。

そういったマツダ、アルファロメオ(フィアット)それぞれに対しての雑感を最近もっていたところへ飛び込んできたこのニュース。思わず「この手があったか。」と膝を打ちました。

ニュースから読み取るポイントは以下です。

■マツダが国内で販売する「ロードスター」の基本構造をベースとしたスポーツカーをフィアットに供給。

⇒パワープラントフレームを主としたシャシー部分をフィアットとシェアするということで量産効果(=コスト抑制)が期待できます。これにより採算面のハードルが低くなり、理想的なFMC実現が期待できそうです。

■フィアットは傘下のブランド「アルファロメオ」で販売する。両社の車種にはブランドごとに独自のエンジンを搭載するほか、外観も異なるものにするという。

⇒つまりは昔から有りがちであったバッチエンジニアリングや、最近見かけるフェイスチェンジ物ではなく、かなり別物になるとのこと。マツダとフィアットのそれぞれのロードスターは例えばポルシェ/アウディ/VWのSUV以上に差別化がなされると理解できます。なにせ外観だけでなくエンジンも異なるのですから。

ところでエンジンですがいっそマツダがフィアットから供給を受けるという選択肢もあってよいかと思います。従来、マツダのレシプロエンジンは残念ながらホンダなどに比べて極上とは言えず、代わりに定評あるフィアット(アルファロメオ)のエンジンを搭載すると商品力UP間違いなしではないでしょうか。

とはいえマツダにはスカイアクティブの総合的(エンジン、トランスミッション、シャシー)採用という方針もあるでしょうから、自社ブランドについてはエンジンだけアルファロメオというのは難しいか...。

あというまでもありませんがデザインも別とのことなのでアルファロメオ・モデルの方が期待大です。さらにはこれがヒットすれば、フィアットはさらによりプレミアイメージがあるランチア・ブランドでも兄弟車を出すかもしれません。

■両社の車種はマツダの本社工場での生産を想定しており、アルファロメオ向けの車両については15年の生産開始を検討している。

⇒品質は勿論、アフターメンテナンスについてもコストも含め心配は無用でしょう。2ブランドで販売開始にタイムラグがあるのが悩ましいところ。購入を考える場合、アルファロメオのモデルも無視できませんから。

なお一応指摘しておきますがフィアットは要注意な面もあります。相手は交渉上手のマルキオンネCEO。2社がうまく開発していけるか心配な面もないではありません。なにせフィアットは過去にGMと資本提携を結ぶも破談させてしまった経緯があります。(その際フィアットはGMからちゃっかりとプラットフォームの提供をうけ159を開発してしまいましたが)また最近ではスズキとVWとの破談話もあり欧州メーカーと日本メーカーのコラボに一抹の不安も感じぜずにはいられません。

しかし何やかやと言ってもこれでロードスターの4代目FMCが本格的に期待できそうです。このライトウェイトスポーツカーはラテンの兄弟を伴って世界中のファンの前に4たびその姿をあらわすことでしよう。

以上、番組内容(ブログ記事更新)の予定を急遽変更してお知らせいたしました。
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